「違う!違う!口は、もっと下だよ。そこは、目!!」
表のわたしは、そんなことを望んでいるわけではないのに・・・
ただ、そうなりたいと思っているだけなのに、
思っていることと、やっていることが違って、
いつも上手くいかない。
どうしたら、表のわたしが望むように、裏のわたしが動いてくれるんだろう。
怒りたくないのに、怒ってしまう。
優しくしたいのに、優しくできない。
人と関わりたいのに、関わろうとすると臆病になる。
傷つけないように優しく言ったのに、誤解される。
やってみようと思うのに、やらせてくれない。
表にいるわたしと、裏にいるわたしは、真逆。
いつまでも噛み合わない。
表裏一体にするには、どうすればいいのか。
何度も何度も、裏のわたしに言い聞かせればいいのか?
裏のわたしがしようとすることを、押さえつければいいのか?
裏のわたしより先に、表のわたしが行動すればいいのか?
そんなことをする必要は、ありませんでした。
裏のわたしの想いは、表のわたしが『鏡』として観る事ができるしくみが、この世にはありました。
表のわたしが、気づいてあげる。
表のわたしが、裏のわたしの存在を、『肯定』する。
裏のわたしの拘りを、一つ一つ丁寧に観察して。
チャンスは、『今、この瞬間』