リカちゃんの服を買ったり、
リカちゃんハウスやキッチンセットを買ったり、
リカちゃんの友達も買ってもらって、友達と遊ぶのがとても楽しくて、
あれほど、リカちゃん遊びが好きだったのに・・・
自分が、お母さんになって、
人形を、自分の子どもにして、
お母さんがわたしにしてくれているように、
わたしが、人形に同じことをする。
そんな遊びが大好きで、
自分の想い通りになる世界が大好きだったのに、
いつのまにか、
その遊びには飽きてしまって、
全く自分の知らない世界へと興味が湧いてしまった。
今、わたしは、そんな感覚です。
自我の幻想物語が、わたしの頭の中で始まっているのに、なかなか気づくことができなかった時から、
それよりは少し、早く幻想世界に気づけるようになって、
幻想世界の「幻」くらいで、遮断することができるようになり、
「それを繰り返したら、どうなるんだろう。」
そう思っていたら、
もう、幻想世界には飽き飽きしたわたしが現れ始めました。
幻想物語を創造して、
悲劇のヒロインになろうとしたり、
被害者意識になろうとしたり、
執着を手放さないわたしになろうとしたりすることに、
もう興味がなくなってしまいました。
それよりも、
自分で学んだことを活かして、計算の答えを出したり、
教わった文字を自分で書いて、自分の書きたいことを書いたり、読みたい本を読めることの方が、
ずっと楽しくなってしまった。
そんな感覚です。
慣れ親しんだ自我の幻想世界を手放して、これからどんな体験の世界を観るのか、さっぱりわからないのに、
どうしてこんなに楽しいんだろう。
どうしてこんなにワクワクしてるんだろう。