『A』か『B』かを選択しなければならなくなって、
色々考えた末に、『B』を選んだのに、
後になって、「あぁ、やっぱり『A』を選べば良かった」 とか、
「もし、『A』を選択していたら、私は今、どんな人生を歩んでいるんだろうか。」などと、妄想にふける時がありましたが、
今ならわかります。
どちらを選んだとしても、同じように今、そう思っている。と。
『現実世界』だけに生きていた私には、観えることに意識がフォーカスされていました。
宇宙の法則は、私がどちらを選んだのかになど一切反応していなかったのです。
『A』を選ぶべきか、『B』を選ぶべきか
そう悩んでいるのは、
損をしたくない。
イヤな思いをしたくない。
不幸になりたくない。
とか、
慣れた方がいい。
やりやすい方がいい。
手間がかからない方がいい。
等々、
自我の都合の良い方を選択基準にしていましたから、
どちらを選んだとしても、結局同じ方向へ舵をきっていたわけです。
車で行こうが、電車で行こうが、飛行機に乗ろうが、どんな道を経由したとしても、着地地点は同じだったのです。
北海道ではなく、沖縄に行きたいなら、沖縄に向かわないと沖縄には到着できない。
自我優位の世界では、損得や苦楽で、選択をしてしまっていました。
今はもう、肯定を選択していますから、『A』か『B』かなど悩む必要はなくなってしまいました。
自我優位の世界にいた自分を振り返ってみて、本当に面白いと思うのは、
思考で未来を決定しようとしていたことです。
1秒先の未来もわからないのに、10年先の未来の自分の為に選択していました。
そんな訳のわからないことに、労を費やしていたんだと、自我は強烈な思い込みの世界だったんだと改めて思います。
今、目の前に在ることを『肯定』の流れに乗せていけば、『ない』世界ではなく『在る』世界を創造できる。
いいんでないかい