気がつかなかったよ。

 

自分を、ないがしろにしていたことを。

 

 

 

 

「もう、起きなくっちゃ」

 

 

 

 

あなたは、そう言っていたのに、私は、目覚まし止めて、また寝てしまった。

 

 

「朝ごはん、食べなくっちゃ」

 

あなたは、そう思ったのに、私は、会社に遅れるからと、食べなかった。

 

 

 

仕事で褒められたのに、私は勝手に自己満足して、あなたを褒めてあげなかった。

 

 

 

仕事で起こられた時、私は不平不満ばかり言って、あなたがどんな気持ちでいるかなんて、聴いてあげなかった。

 

 

 

 

私は、私自身を、ないがしろにしてた。

 

 

 

責めることはすれど、褒めることはせず、

いつも私優先で、あなたの事は無視してた。

 

 

 

 

私は、私であって、あなたがいるとは思いもしなかった。

 

 

 

 

人間関係と同じで、

 

自分の事を無視されたら・・・

いくら頑張っても褒めてくれなかったら・・・

こうやりたいって思ってる事を、頭ごなしに無理だとやらせてくれなかったら・・・

 

いつもいつもそうなら、良い人間関係が築けないように、

この肉体の私と、意識の私が、良い関係が築けるわけがない。

 

 

 

 

 

そう気づいてから私は、あなたの事を意識した。

 

あなたのやりたいこと、あなたが嫌いなこと、あなたがチャレンジしたいこと、

そこへ意識を集中させた。

 

 

自分をないがしろにするのを止めた。

 

 

 

 

 

あなたが、何を食べたいと思っているのか、どれくらい食べたいと思っているのか、

意識をあなたに向けたら、

 

体が軽くなった。

 

 

 

「もうこの程度でいいや。」と、仕事を終わらせようとする私に

あなたは、もう少し頑張れと言うから、頑張るようにした。

 

すると、次の新しい仕事がやってきて、人間関係が広がった。

 

 

 

 

 

 

この肉体の私と、意識の私が、同じ事を考え、同じ行動をとるようになった。

 

私の内側が整い始めた。