ねぇ、このブロックの向こうにいる、あなた。
あなたですよ、あ・な・た
そこで、何をしてるんですか?
自分のこと、誰にも見えてないと思ってます?
なんて顔してるんですかぁ~
私は、あなたですから、何を考えているのかは、手に取るようにわかってるんですよ。
でも、何があったのか、あなたの言葉で、ちゃ~んと話してみてください。
え? 何ですって?
ずっと長い付き合いをしてきた友人が、幸せそうなんだって?
それは、よかったじゃないですか?
だのに、どうしてあなたは、そんな顔をしてるんですか?
え? 腹が立ってるって?
なんで、あの子は幸せになって、私は幸せになれないのかと思うと、腹が立って仕方がないと。
あ~、そうだったんですかぁ
でも、良かったですね。
そう言う気持ちになれて。
よくないって?
ずっと友達だと思っていたのに、その子が幸せなのを喜んであげられない私がいるって、責めまくってるんですか?
ほ~
その友達は、本当にいい人ですね。
そんな友達を持ってて、良かったですね。
あなたが腹を立てているのは、その子に対してじゃないんですよ。
自分が、幸せを受け取れていないから、腹が立つんです。
ほら、よくある話しですけど、自分の配偶者が浮気をした時、憎むのは配偶者の方じゃなく、配偶者を奪っていった相手ですよね。
なんで、配偶者じゃなく、相手の方を憎むのか。
それは、自分が得られなかったモノを、その人が得ているからですよ。
この世には、全てを生み出せるエネルギーが存在しています。
それは、分け隔てなく、全てのモノに与えられています。
誰でも、望むならどれだけでも与えられます。
だから、どれだけでも受け取っていいんです。
だって、私はいつでも準備してるんですから。
あなたが望むなら、いつでも与えられるように準備してるんです。
だのにあなたは、
壁の向こうで、そんな顔して待ってるだけですから、私は与えることができないんですよ。
じゃあ、どうしたら、この壁を壊せるのかって?
それは、自分に質問するしかないですね。
私は、その答えはわかってますが、答えは自分で見つけた時、初めてその壁が壊れるようになっています。
まぁ、正確には、壊れると言うより、溶けて無くなるって言う感じですけどね。
幸せになっているその子を見て、どんな感情が胸に沸いているのか?
その感情が、憎しみであっても、うらやましいと言う気持ちであっても、怒りであっても、とにかく素直に感じてみてください。
そして、また質問してください。
何で、憎いと思うのか、何で、うらやましいと思うのか。
あ、やってみる気になりましたか。
ずっと質問していくと、大抵は、
「自分は、幸せになってはいけないんだ。」 とか
「自分は、幸せになる価値なんかないんだ。」 とか
逆に
「不幸でいる私と言うドラマを演じて、周りから慰められたい」
そう言う、自己否定や喪失感、被害者意識が浮き出てきます。
え?
そんな自分を見たくないって?
いえいえ、みんな持ってますから。
人間意識である限り、みんな持ってますから。
その感情を持っていると言う執着を手放すか、手放さないか。
あなたは、どちらを選択しますか?
って、ことだけです。
二者択一です。
どっちもはないです。
自分で選んでください。
どちらを選択するか、決めればいいだけです。
あとは、宇宙に任せてください。
手放す方を選択したんですね。
では、思う存分、受け取ってください。
この壁があることを教えてくれた、あなたの友達にも感謝してくださいね。
その人がいなければ、あなたはこの壁に気づかなかったのですから。
その友達の幸せを、思う存分、心の底から喜んであげることができた時、
あなたは、幸せを受け取れるようになったと言う証拠です。
何故なら、この世は『鏡』です。
自分自身を映し出してくれているのですから。
では、また。
私は、いつでもあなたを見ていますからね。