さて、みなさ~ん この下の車のイラスをを見てくださぁ~い
このイラストの中に、赤い車は何台あるでしょうか?
はい、赤い車は、23台ですね。
で、黄色い車は、何台でしたか?
え 何
赤い車を数えろっていうから赤い車は数えたけど、黄色い車を数えろなんて言ってないじゃないかって
ですよね~
でもね、黄色い車も同時に数えてくださいって言っても、『脳』は、赤い車を数えるのと同時に、黄色い車を数えることはできないんですよ。
※まぁ、天才的に数えられる人はいるかもしれませんが・・・
『脳』は、と言うより『意識』と言うべきかな?
赤い車が好きな人は、赤い車ばかり探そうとするし、黄色い車が好きな人は、黄色い車が走っているとそこに意識を向ける。
いつも道路には、赤い車も、黄色い車も、青い車も、他の色の車も走っているのに、私が見えるのは、私が意識を向けたモノだけ。
ファッションに興味がある人は、道端で出会う人の服装や装飾品に一瞬にして意識が向く。
ラーメンが好きな人は、ラーメンと言う文字やイラストに意識が向く。
野球が好きな人は、野球の事に目がいく。
私たちが意識を向けるのは、好きなことだけなじゃない。
とにかく、気にしていることに意識が向く。
見なきゃいいのに、嫌いだと思うタイプの人を見てしまう。
自分が綺麗好きだと、綺麗にしない人に目が行く。
自分が太っていると思っていると、スタイルの良い人に意識が向く。
これらと同じように、
「不安」が意識の中にあると、不安と言う赤い車を探そうとする。
「苦しい」が意識の中にあると、苦しいと言う黄色い車を探そうとする。
「辛い」が意識の中にあると、辛いと言う緑色の車を探そうとする。
なにせ、それが気になって仕方がないんだから、
どんな環境の中でも、私は「不安」を探すのが大の得意。
「苦しい」を探すのが大の得意。
「辛い」ことなんて、もっと簡単に探せる。
この世の中には、「楽しい」ことも「嬉しい」ことも、「喜び」も「ワクワク」もいっぱいあるのに、
わざわざネガティブな感情を探す。
ただ、ポジティブが良いことでも、ネガティブが悪いことでもないので、どちらを選ぶかは、私の自由。
この世には、引き寄せの法則が存在する。
同じ周波数の感情が磁石のようにくっついてくる。
同じ生きるなら、私は軽い周波数を選択する。
だから、重い周波数の感情は、外していく。
それは、このイラストの車の色を全て透明に変えて、無限の色の中から私の好きな色に塗り替えていくようなコト。
『脳』には、情報をフィルターにかけるというしくみがある。
だから、見たいモノしかみないし、聞きたいことしか聞かないようになってる。
だから、意識的に、赤い車だけでなく、黄色い車も見るようにしてみれば
黄色い車の良いところも見えてくるし、赤い車の良いところももっと見えてくる。