ある意味、全ての人は、『誤差なし!』の人生を歩んでる。
自分が信じた通りの人生。
『誤差なし!』
でも、いったい私は、どんなことを信じているんだろう。
誰にもわからない。
おそらく、私自身もわからない。
唯一、それを教えてくれるのが『感情』
誰かの行動や、言動。
何かを見た時、聞いた時。
何かに触れた時、何かを食べた時、臭いを嗅いだ時。
私たちは、このボディの五感を使って、情報を集める。
その情報が記憶にあると、必ず『感情』で反応する。
嫌な感情が現れた時、そのタイミングが、
自分の内にある『信じたこと』を教えてくれる。
以前の私は、この嫌な感情の正体が何なのか、
自分の記憶の中をずっと探っていた。
探って、見つけては、外す。
探って、見つけては、外す。
それを繰り返した。
やがて、私の『信じたこと』は、
かたよりのない、『どちらでもいいこと』に変化していった。
そして、少しずつ、少しずつ
本当の私と、ボディを持った私が、
『誤差なし!』の関係になりつつある。