: 「過去は、変えられるよ。」
:「そんなこと、あるわけないじゃん!未来は変えられるってのはよく聞くけどさぁ~」
:「そう、未来も変えられるよ。」
「でも、過去も変えられる。」
:「じゃあ、どうやって変えるのさ。」
:「もちろん、結果は変えられないよ。今の次元ではね。」
「結果と言うのは、出来上がってしまった目に見える、要するに五感で感じることができるモノになったモノ。」
「それは、感情も同じ。怒りとか悲しみとか喜びとか、とにかく感情が自分の中に現れたり、外に表現されたと言うこの感情も結果。相手を怒ってしまったと言う結果は変えられない。」
:「そりゃぁ、そうだわ。怒られた方もも覚えてるし。」
:「そうそう、怒られた方は覚えてる。」
「でも、その怒られたことがとても意味があることだったと、ある日突然わかったとしたら、その怒られた感情はどうなる?」
:「ん~、感謝に変わるかなぁ」
:「ね、過去が変わったでしょ?」
:「確かに!」
:「おまけに、過去が変わると、未来まで変わっちゃうよ。」
:「そうなの
」
:「怒られた時って、とても嫌な気持ちで、自分をしこたま責めることになるか、相手にしこたま怒りを感じるか、まあそういう気持ちになるよね。この周波数が10だとするね。でも、その怒られた理由が、ある日突然他の人の行動を見て意味がわかった時とかって
「あそういう事だったんだ
」って自分の中で腑に落ちると、うわぁ~って胸の奥が熱くなる。そうすると、感謝の気持ちが現れる。この周波数が30だとするね。」
:「うん」
:「これって、ビルの10階にいた君が、突然30階に現れたのと同じなんだよ。」
:「え
瞬間移動
」
:「そうそう、そんな感じ。10階にも11階にも、20階にも30階にも君はいて、君がどの選択をしたかで君の過去の記憶はドミノ倒しのように、嫌いだった人が嫌いじゃなくなって、未来は、10階にいた君じゃなく30階にいる君の未来だから、感謝したり、されたりする未来になっていると言う事なんだよ。」
:「え~
そういうこと~」
:「だからね。君にとって嫌な事が起こった時は、上の階に行けるチャンスなんだよ。だって、人は、楽しい時は自分を振り返らないけど、嫌な事が起こった時は、何故なんだろうって考えるでしょ?10階にいる間は、答えは出ない。でも、腑に落ちる答えが出た瞬間それは30階から答えをもらったことになり、君は30階に行ける。
上の階に行くほど、眺めはいいよ~」