2013年5月24日 金曜日 晴れ
1回目のセッションから10日くらいして、もう一度セッションを受けた。
初めてのセッションでは何が何かわからないままだったため、今度は質問することも書き出し、自分自身を納得させたかった。
もちろん、幸太郎にも会いたかった。
色々質問して、答えをもらった。
「そろそろ終わりにしようと思いますが、何か最後に聞きたいことがありますか?」
「じゃあ、幸太郎、何かやり残したことはないの?」
「おじいちゃんのお墓。赤い花。ケトーのような。 遺影を持って行って欲しいと言ってます。」
この日のセッションは、これで終わった。
どうして、お墓なんだろう。毎日行っているのに。遺影?
翌日私は、幸太郎が言った通り、ホームセンターへ行って、お墓の花を買いに行った。
1件目のホームセンターに、赤いケトーの花はなかった。
別のホームセンターに行った。
そこには、確かにケトーはあったけれど、オレンジ色で、どう考えても違う。
赤い花と言うと、これしかないな。
私は、赤いケトーは諦めて、赤いカーネーションを買い、遺影を持ってお墓に行った。
家に戻り、自分の部屋にいると・・・
5月
カーネーション
頭の中で、「5月、カーネーション」と聞こえた。
え?! 5月? カーネーション?・・・・えなに、なに?
もしかして・・・母の日だ
遺影は、僕からと言う事
私は翌日、朝になるのを待ちかねて、お墓にに行き、カーネーションだけ返してもらった。
何とか、このカーネーションをこのまま置いておきたい。
そうだドライフラワーにしよう
Amazonでシリカゲルを注文し、
「それが届くまで、どうか枯れないで待ってて!!」
祈る思いで、毎日花瓶の水を変え、シリカゲルの到着を待った。
何とか、枯れる前にドライフラワーにすることができた。
この世にいる時は、母の日にプレゼントなんて、何もしてくれなかったのに・・・
ありがとう、幸太郎。
気持ちは、十分に伝わったよ。
そして、幸太郎は、父の日も忘れずにプレゼントを届けてくれた。