抗ガン治療と輸血をするために、再び入院した。
幸太郎が病室で抗ガン治療を受けている間に、私は緩和治療外来に行った。
私が病院を退職する少し前に、緩和病棟が設立された。そのため、緩和治療に対する専門医が在職されていた。女医であるその医師とは面識はなかったが、幸太郎の今の体調を説明し、咳に誘発される呼吸困難に対してどうにかならないものかを相談した。今回の入院時に撮影したレントゲンは、胸水で真っ白になっていた。
医師は、リンパ系の浮腫だろうと言うことで、プレドニンを処方し、１２時間毎に内服するモルヒネも処方してくれた。
１泊だけ入院し翌日の１２月２３日に退院した。
今日は、１２月２４日 クリスマスイブ
入院中は、２時間かかって１割やっと食べれるくらいだったのに、退院してから普通に食事が食べれるようになり、尿も１日５回以上出るようになった。
カツカレーにとり手羽、ホットケーキと出すもの全部完食
お風呂も入った。
私は、料理を作るのが好きで、それをモリモリ食べてくれるのが好きで、でも幸太郎が食べれなくなって、トロミのついた物しか食べれなくなるんだろうか？って、もう私が作る料理を美味しそうに食べてくれることは二度とないんだろうかって、ずっとそう思ってた。
だのに再び、こうやって、幸太郎が喜んで食べる姿を見ることができた
幸太郎 最高のクリスマスプレゼント
ありがとう