はっぴーあいばーすでぃ🎂

相葉雅紀さん、41歳のお誕生日おめでとうございます🎉


いつも温かくて優しい笑顔の相葉ちゃんグリーンハート

だけど「今日からヒットマン」ではすごくワイルドでいつも通りスタイル抜群で、オルバが似合ってカッコ良くて……銃

本当に素敵だなぁと思いましたグリーンハーツ


相葉ちゃんにとって素晴らしい誕生日とクリスマスイブと、そして最高の1年になりますように🍀




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さて、改めまして。

下記に相葉ちゃんのお誕生日記念のお話を書きました。


『舞駕家』設定の三郎くん(相葉ちゃん)目線のお話でして、先月に書いた大野くんのお誕生日記念の短編の続きになっております。


上記リンク先の短編を読まなくても、内容が分かるように書いたつもりではありますが、1話しかないので、読んでいらっしゃらない方は、もし良ければお読みいただけると嬉しいです☺️


お話は下記から始まりますので、良かったら、どうぞよろしくお願いします🥰






※このお話は個人の妄想(BL)であり、実在の人物・団体とは一切関係がありません。


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A(舞駕三郎)語り


俺は神楽坂にある『坂の上動物病院』で、トリマーとして働いている。


今日は12月23日。
俺の仕事納めの日。


病院の年末年始の休診はもっと暮れが押し迫ってからだけど。
トリマー業務は年度の締めがちょっと早くて。


履歴書から俺の誕生日が12月24日だと知った院長のコオ先生が、


「三郎くん24日が誕生日なの?
じゃあ三郎くんの仕事納めは23日でいいよ!
いつもすごく頑張ってくれているからさ!
冬休みは長めにとってゆっくりしな?」


いえそんな、俺だけ特別扱いしてもらうわけには、、って言ったんだけど。


ここの職員さんは院長のコオ先生はじめみんな良い人で……。


「ずっと頑張ってくれている三郎くんに、みんなから誕生日とクリスマスを兼ねたプレゼント、ってことで!」


同僚のみんながそう言ってくれるから。
じゃあそれなら、、と、俺だけは通常の年末年始の休日と余りまくってる有給休暇をプラスすることにして(だって可愛いどうぶつ達に会いたいから、、あんまり仕事を休みたいと思わないんだよね)、ここ数年毎年24日から冬休みに入っているんだ。


余談だけど俺、舞駕三郎と、俺の勤務先『坂の上動物病院』の院長である高円寺達也先生、通称「コオ先生」は顔がとても良く似てると言われている(俺もそう思う。。)。


それはともかく。


無事に今年の仕事を終わらせ、家路を辿る俺。
冬の夜の寒空の下。
ピンと張り詰めて冷えきった夜の空気の中で、月の光も星の瞬きもくっきりと冴え渡っているような。


仕事納めの解放感に誘われて、俺はぼんやりと澄み切った夜空を見上げていると、


​───あ、、流れ星……えっ?!


上下に2つ並んだ流れ星が大きく弧を描いて。
2重の軌跡がきらめきながら消えていった。


───双子の流れ星なんて初めて見た……!


すごいなぁ……と俺は無意識に呟く。
それは何故だか遠く外国にいる兄と弟のことを俺に思い出させて。
俺はさっきの双子星に2人を重ね、想いを馳せる。


───イチ兄としろちゃん、今頃何してるかなぁ。


この間、俺たち舞駕家5兄弟の1999グループLINEがピコンと動いて。
2人は今モンゴルにいるんだって。
添付されていた画像のしろちゃんは、着物のようなモンゴルの民族衣装を着ていて。
(『デール』っていうらしい。じろちゃんに教えてもらった。)
旅先だからか散髪に行ってないみたいで、髪がだいぶ伸びてハーフアップのような髪型をしているしろちゃんに、純白のデールと黄色の帯のその民族衣装はとても似合っていた。


───まぁ、イチ兄としろちゃんなら何をしていても楽しく過ごせているんだろうな。


俺はんふふと小さく笑う。
イチ兄みたいに。


……イチ兄は俺たち弟を全員平等に可愛がってくれたけど。
ずっと一緒に暮らしていたから、、俺にはなんとなく分かっていた。


隠そうとしても隠し切れないイチ兄のしろちゃんへの特別な想いを。
そしてしろちゃんも同じように……。


イチ兄はしろちゃんへのその気持ちを許されないものだと思い込んで、、1人でこの家を出て行こうとしていたらしいけど。
頭も勘も良いしろちゃんがそれに気づかないはずもなく。


しろちゃんはサラッと当然のようにイチ兄にくっついて一緒について行ってしまった。


イチ兄としろちゃん。
同じような背格好の2人が寄り添って、、何だかんだとくっついている様子を考えただけでも微笑ましくて。


……イチ兄、モンゴルでデールを着たしろちゃんの絵とか描いたりしてるのかな。
2人で馬に乗って、モンゴルの大草原を駆け回ったりもしたのかなぁ、くふふ。


自然と顔が綻んでしまう俺は、もう1組の同じような背格好の、、そして愛し合っている2人を思い浮かべる。


……じろちゃんと、ごろちゃん。


俺の誕生日は、、クリスマスイブで。


……今まで兄弟の誕生日はいつも5人でパーティをして過ごしていたけれど。


……今年はイチ兄としろちゃんがいないことだし、、じろちゃんとごろちゃんも、、2人だけで恋人たちの夜を過ごしたほうがいいんじゃないかな。
せっかくのクリスマスイブなんだから。


うん。
帰ったらそう提案してみよう。


じろちゃんもごろちゃんも優しいから、、何も言わなければいつも通り3人でも俺の誕生日パーティをしてくれようとするはずだから、俺からそう言わないとね。


さむさむっ、、と俺は手にはーっと息を吹きかけ、家までの一本道をまた歩き始めたのだった。



ーーーーー



「おかえり。
今日が仕事納めなんだよね?
お疲れ様でした」


末っ子の五郎、、ごろちゃんがエプロンで手を拭きながら玄関まで迎えに来てくれた。



ご飯の支度は基本ごろちゃんがしてくれる。
ごろちゃんが忙しい時は俺が。


イチ兄がいた時はイチ兄もよく作ってくれていたけど。
イチ兄のカレーはマジ絶品。
しろちゃんは器用だから、料理できないわけじゃないと思うけど、基本味見専門だったなぁ。


え?じろちゃん?
じろちゃんは、、料理は。。
……気持ちだけ有難く受け取っておきます、、うん。。


「外寒かったでしょ?
三郎くんと一緒にご飯食べようと思って待ってたんだよ。
じろくんも」


「あ、、
ごめんね?
じゃあ急いで手を洗ってくるから!」


「うがいも忘れちゃダメだよー」


「分かってるよー」


俺は慌てて洗面所へと向かう。
世話好きでしっかり者のうちの可愛い可愛い末っ子には誰もかなわないんだよなー。



ーーーーー



「「「いっただっきまーす」」」


じろちゃんが早速口いっぱいに頬張り始める。
ごろちゃんの料理はどれもこれも最高だからね。


「……あれ?
唐揚げとか餃子とか、、俺の好物ばかり」


「うん!
明日は三郎くんの誕生日でしょ?
でも明日は料理できそうもないから今日作ってみた!」


うふふと笑うごろちゃん。
我が家の天然天使は最強に可愛い。


……ん?
明日は料理ができない?


……あ。
俺がわざわざ言わなくても明日はしろちゃんとごろちゃん、2人で外で過ごす予定だったのかな?
それなら良かった。


「そっか!
明日はクリスマスイブだもんね!
イチ兄としろちゃんもモンゴルにいるし、じろちゃんとごろちゃんも2人でお出かけして、恋人たちのクリスマスの夜をいっぱい楽しんできてね!」


俺がにこにこしてそう応えると、じろちゃんとごろちゃんが意味ありげに顔を見合わせて……。


「じゃーん!」


じろちゃんがスマホを俺に向ける。


んん?
突然目の前に差し出されたスマホ画面を覗き込んでみると、、


「明日出発!
成田からモンゴルへの直行便のeチケット!
3人分!」


「今年はイチ兄としろちゃんがモンゴルにいるからね!
あっちでいつもの誕生日パーティをしようってことになって」


「三郎に内緒でチケットを取ることにしたんだ!」


「サプライズってことでね」


「もちろんチケット代は全てお兄ちゃんであるこの二郎が出すからご安心あれ!」


「だからそんなのダメだって!
俺も半分払うから……」


「何言ってんだよ五郎。
そんなのいらないの!」


じろちゃんとごろちゃんがわちゃわちゃしてるところに、、俺は戸惑いながら尋ねる。


「……えっと、、
せっかくのクリスマスイブなのに、、
じろちゃんとごろちゃん、2人っきりで過ごさなくていいの……?」


するとキャッキャしていた2人がピタッと話すのを止めて俺を見た。


「……三郎くん、何かさっきもそんなようなこと言ってたけど。
俺たち兄弟にとって12月24日はクリスマスイブじゃなくて三郎くんのお誕生日でしょ?」


「……そして誕生日は兄弟5人でお祝いをする。
それは生まれた時からずっと決まっていることじゃないか。
どうして俺と五郎が三郎を置いてどこかに出かけなきゃならないんだ?」


「ごろちゃん……
じろちゃん……」


俺はなんだかじーんときちゃって、、ちょっとだけ鼻をすすり、それからくふふと笑った。


「明日からモンゴルかぁ……
早くご飯食べて荷造りしなきゃね!」


「あっちは相当寒いだろうから、アレ持って行こう!
ほら、三郎の友達のことぅーげくんから教えてもらったあったかインナー!」


「てかモンゴルってそんなに寒いの?」


「緯度的にはモンゴルの国のほとんどが北海道より北のはずだから、、」


「うわ!
モンゴルの今の気温、マイナス20度だって!
冷凍庫じゃん!」


じろちゃんの言葉に早速スマホで調べたごろちゃんが悲鳴をあげて。


くふふ。
楽しいなぁ……


するとごろちゃんのスマホから着信音。


「あ!
しろちゃんからビデオ通話だ!」


「「え、マジで?!」」


3人でスマホの前に顔をぎゅっと寄せあい、画面をスライドする。


「「「しろちゃーん!
イチ兄ー!」」」


俺たちは画面の向こうのイチ兄としろちゃんに手を振って。


「あらみなさんお揃いで。
……あ!!
ごろくんの唐揚げと餃子!
ズルい!ワタシも食べたい!」


たまたまカメラに映りこんだテーブルの上のお菜を見て、しろちゃんの目の色が変わる。


イチ兄はそんなしろちゃんの後ろで、


「みんな元気かー?
明日の三郎の誕生日パーティ、モンゴルのご馳走用意して待ってるぞー
つかモンゴルさみぃぞー
覚悟しろよー」


なんて言いながら、ふにゃんと笑う。


そんなふうにみんなでワイワイ喋って。笑いあって。
俺たち舞駕家5兄弟、今日も明日も明後日も、、毎日楽しくて幸せなんだよね。


……おしまい義理チョコ




相葉ちゃんのお母さん、いつも産んでくれてありがとう╰(*´︶`*)╯♡


そしてここまで読んでくださった皆さま、本当にありがとうございます(ちょっと長かったかなって、、お話分けたほうが良かったかなぁ。。そんなのどっちでもいいのかな笑



では最後に。

瑞樹さん、素敵な企画に参加させていただき本当にありがとうございました。


ルリ🥂



´・∀・) .゚ー゚) `・3・)`∀´ル <誕生日おめでたまきん!


 *'◇') <ありがたまきん!



追伸

潤くんの生配信でも翔潤が相葉ちゃんのお誕生日をお祝いしていて最高でしたね💚

つか、帝王を帰そうとしない我らが王が可愛いすぎた💖💜