昔話 | ソロマナリンのかんたん日記

ソロマナリンのかんたん日記

動物に優しい社会を目指しています。そのためにも日本国を日本人の国として守ることが必要だと考えています。

「Constable Evan Mysteries」にはまって、読んでいますが、

 

主人公のエヴァンが、結局好きになれそうもないです。

 

コージーミステリで男性の主人公は初めてですが、こんなに

 

いらつく主人公はいませんでした。

 

本命のブロンウェンに「育ちすぎたボーイスカウト」とか

 

「人に悪く思われたくない気持ちが強すぎる」と指摘されて、

 

本人も反省する場面はありますが、本気で反省、行動を改める

 

に至っていません。

 

コメディと思えば、それでいいわけですが。

 

根はいい人でも、人に嫌われたくない、もてたいが、強すぎると

 

八方美人のその場しのぎになって、結局、失うものが多いという

 

気がします。この主人公も痛い目に会うなり、本命を失うなりすれば

 

気づくのかもしれませんが、そこはフィクションなので(笑)

 

ハーレクインなんかだと、よくも悪くもはっきりしているので、

 

すがすがしいのですが、男性で、こんなに煮え切らない、

 

調子のいい人は、神経にさわって不快になってしまいます。

 

この小説は、婚約者のブロンウェンで持っている、締めている気が

 

しました。彼女の知性と良心にエヴァンは救われていると思います。

 

イギリスの古典的、理想的な女性像なのかもしれませんね(外見は、お姫様)

 

なぜ、こんなに気になるのだろうと思ったのですが、昔、似た人が

 

いたんですよね(笑)

 

同じ職場の3才下の男性に…、見た目と人当たりの良さで好かれる

 

のですが、もてたい、いいかっこうをしたいという八方美人で、芯が

 

ない、ふらふらしているというかんじがしました。

 

仕事や自身について悩んでいた時期だったのかもしれませんが…

 

狭い職場で同年代が少ないせいか?興味を持つようになって(向こうも

 

多分)、一度、(彼から)デートらしきものを約束したのですが、待ち合わせ

 

場所が一致しなくて、おじゃん(笑)、当時は、携帯電話はなかったですから。

 

その後、一度、夕食を一緒にしましたが、その後は特に進展せず。

 

小さな職場なので、他の女性も彼に近づこうとしているのが、よく

 

わかって、狭い世界で異性をめぐって、ごたごた、いらいらは最悪と

 

思いましたね。

 

エヴァンシリーズも狭い村での三角関係が起こっていて、昔に

 

重なってうんざりな気持ちに…(笑)

 

そのうち、私の内では、彼の存在は薄くなっていきました。

 

彼が、その頃、困ったり、困難な状況にあったような気はしますが、

 

私に、どうこうできることではないと思っていました。

 

何かで二人でいた時に射抜くような目で、「女性は打算的だよね」と

 

私に対して嫌味を言われた気がしましたが、結局、信用できなかった

 

んだろうなと思っています。男女、いろいろあっても、最終的

 

には、人として信頼できるかどうかだろうと思います。

 

若き日の未熟な恋愛未満のお話です。