ご訪問ありがとうございます
先日の地震、本当に驚きました。
被災された皆様、お見舞い申し上げます。
本当に怖かったと思います
一刻も早く、日常が取り戻せますように・・・
大阪も、ゆっさゆっさ、
震度2でゆーっくりではありますが、
長い時間揺れていました。
我が家も大阪府北部地震で
物が落ちたり、食器が割れたりの被害がありました。
それを切欠に、家具や棚に防災処置を施し、
震災用グッズを準備していますが、
また来るかもしれない、
それはいつかわからないんだと、
改めて点検しなおそうと思ったのでした。
我が家は本がたくさんあり、これらはすべて
扉が付いている本棚に収容していますが、
これも凶器になりますので、
本好きの皆様もお気をつけくださいm(__)m
さて、更新がマイペースになっていますが・・・
字を読むのが困難で
読める本を探しに来てくれていた女の子ですが、
結局、先週はその後現れることはありませんでした。
というのも、今週学年末テストがあり、
週末になるにつれ、
その女の子はおろか、
来てくれたのは毎日来てくれる常連さんと
図書委員の当番さんだけ、という
非常に寂しい図書室だったのでした。
きっと、提出物など何かと忙しかったりで、
図書室へ行ける状態ではなかったのだと
思います。
私も自分のできる行動をと、
相談できそうな方を考えました。
スクールカウンセラーの方に
話しを聞けて、
女の子の話を聞いてもらえたらと
思ったのですが、
不定期に来られるようで、
次回がいつかわかりませんでした。
教頭先生方に聞くと、
やはり「なぜ?」となるかと思います。
私としては、理解のある先生に
委ねたいと思っています。
国語の先生には、訴えても
「読めてたけどな?」
で、終わってしまいましたし・・・(^^;
2年生の女の子ですが、
図書室で状況を訴えてくれたのは、
よっぽどのことであり、
やはり、自分でも何とかしたいと
思っているのだと感じました。
とはいえ、本来なら私からではなく、
女の子自身で伝えられるよう
力になってあげたかったのですが、
来るのを待っていては
また時間が空いてしまいそうでした。
そうなると、
支援学級の先生にでも・・・
と思っていたら、
偶然にも担当のおひとりの先生が
図書室に
少ないながらも来られていた
生徒さんたちが帰った後、
先生に心配な生徒さんがいることを
伝えました。
先生も驚かれ、
「それ程までの状態、
なぜ今まで誰も助けて
あげなかったのか・・・」
と、支援が必要だと感じて
くださいました。
私自身は話しか聞けていないので、
実際の程度はわかりませんが、
支援の先生の方から、
他の先生に伝えて対処してくださる
とのことでした。
今週の学年末テストで
配慮は難しいかな・・・
わかりませんが、
先生に委ねた以上、
今後支援してもらいながら
勉強やテストを受けられるよう
願うしかありません。
また図書室へ来てくれたら
リーディングトラッカーを手渡し、
大活字本を試してもらえるように
したいなと思っています。
来てくれるかなぁ・・・
私の方から勝手に
支援の先生に相談する形になってしまい、
図書室へまた来てくれるか心配ですが
私のような読書のお手伝いのパートが、
あまり首を突っ込んでもいけないと
思いますが、またどうなったのか
今後も気にしていきたいと思います。
図書室でも、またそのような生徒さんがいたら、
どのように支援したらいいのか、専門家など、
ご相談できる方を探して、聞いてみたいと
思います。
少し、よかったのかな。。。
と思いながらでしたが、
先週を終え、
また今週は違う担当の中学校へ。
こちらでは、先生の方から、
本の読めない生徒さんがいるので
良い本を紹介して欲しいと
依頼されていました。
図書室の予算の関係で、
来年度で購入できれば、
ということになっていました。
さらに、生徒さんの様子を伺い、
学習障害のディスレクシアの
疑いがあるのでは?と
資料をお渡ししていました。
そして、早速その話しになりました。
学習障害にはあたらないと思うと・・・
ガーン
学習障害は、
読み書きや計算、推論することが困難など
知能は高いのに、特定なものだけ
習得に困難を示すもの。
ですが、該当の生徒さんは、
限られたものではなくて、
学習全般が成績不振である、
とのことでした。
それは、すべての教科に
読む、書くという作業が必要
だからでは
少し難解なものになると、
読んだ内容を理解できないとのことだし、
マンガを読むことができない、
というのが引っかかります。
先生は、それを
小さい頃に読み聞かせを
してもらわなかったり、
児童書を読んだりという経験が
少なかったから読む力が備わらなかったと
今回も同じことをおっしゃっていました
何人もいますので・・・
ということも。
学習障害の方が
数%~10%前後もいると推測すると
そうなりますよね。
この学校でも、学力の低い生徒さんで、
読む力が低い方がたくさん
おられる様子です。
先生の方から
支援学級の先生とも
お話をされたそうなのです。
それで、
日本の昔話、
「ぶんぶくちゃがま」
などの少し長めのお話を
紹介されたとのこと。
その他に、
「たくさんのふしぎ」の絵本も
良さそうとのことで、
その絵本を数点。
これらの本を、今年度
コロナの影響で使えなかった
予算で、購入することに
なったそうです
「たくさんのふしぎ」は
物語以外に興味を持つ人には
いいかもしれません。
でも、絵本
私としては、内容はさておき、
そういう問題では
ないと感じるのですが・・・
学習障害としたら、
訓練したらできるようになる、
というものではないハズ。
支援学級の先生、本の紹介の他、
何も言われなかったのかな
疑問が次々頭の中に。。。
図書室のパードごときが
強く言うこともできず。
そもそも、まだまだ勉強中の身。
予算がまた少しあるそうで、
あと何点か残りを私の方から
読みやすい本を紹介
して欲しいとのことでした。
ちょうど、図書館に予約した
大活字本やLLブックなど、
支援用の本を今週受け取るので、
それも試しに見てもらっても
いいですか
とお伝えしました。
先生にまた、
そういう支援ではなくて・・・
と言われてしまいましたが、
とりあえず、一緒に見ていただけることに
なりました。
とはいっても、支援用の本は
かなりお高いので、
購入まではわかりませんが
ですが、大きい字だと
内容が頭に入りやすいなど、
何らかの進展があれば
支援のことも考えてくださるかも。。。
とはいえ、その大活字本も、
内容的には、中学生が
喜んで読んでくれる内容でも
なさそうなので、どこまで
役にたってくれるのかわかりません。
私も、もう少し経験と知識があれば、
説得できるように言えると思いますが、
実際に対応している先生がそうだと
強く言えません。
何より、支援の先生、
学習障害を感じなかったのかなぁ
というのが一番気になります・・・
とはいえ、こういったように
成績の思わしくない生徒さんに、
何かしてあげようとされる先生は
なかなかおられないと思い
お優しい先生だと思います
それを、本を読むことで
学力の向上を、と考えられるのも
素晴らしこと。
…一番いいのは、
ご家庭で、お子さんの様子に気付かれ、
学校側に配慮を求めてくれることだと
思いますが、色々なご家庭がありますものね。
学習障害など、思いもよらない場合も
あることでしょう。
生徒さんが今後困ることなく
生活できるか、
社会になじんいけるのか、
だと思います。
先生方が一番近くでみていますし、
よくお話を聞いて、
私ができる事、働きかけることを探し、
対応していきたいと思います。
ちなみに、
『たくさんのふしぎ』は
こういったシリーズです。
私も、我が子へも、
集団の読み聞かせにも、
よくお世話になりました
大活字本は、このようなものが
あります。
LLブックはこういったものです。
Amazonで検索したけど、
あまりヒットしませんでした。
図書館の方に中学生が読むと伝え、
いくつか揃えてもらえることになっています。
私も、実際手に取るのがドキドキです。
お役にたってくれるといいのですが・・・
ダラダラと現状の報告になってしまいました
最後まで読んでいただき
ありがとうございました