ご訪問ありがとうございます
中学校の図書室のお手伝いをしていますが、
図書室は、教室へ入れない生徒さんや、
外国から来た生徒さんの日本語の特別授業で
使われたりしています。
昨日は、言葉の授業で来られていた
先生が、図書室の新着本を見て
「読んでみたい、面白そうな本がたくさん
揃えられていて、素敵ですね」
と、声を掛けてくださいました
選書は難しくて、試行錯誤です・・・
だけどまず、図書室へ入って
今時の子が 「わぁ
」と
思うような本が目の前にあることを目指しています。
こちらは、1月に届いた本たちです
今年度、最後の納品でした。
『ふたご』はＳＥＫＡＩ ＮＯ ＯＷＡＲＩ の
藤崎 彩織さんの初小説。
発注後、第158回直木賞候補作に選出の発表があり、
びっくりでした
直木賞が取れなかったのは残念
私の推薦不足なのか、
あまり読まれていないです
小説は、表紙を見て内容が想像できたり、
話題性のあるのだとか、わかりやすいのが人気です。
忙しい中学生なので、表紙の情報は
大切のようです。
今回の中で、一番反応があったのは、
『十二大戦』でした
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十二大戦対十二大戦 (JUMP j BOOKS)
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図書室へ置いてすぐその日に、
この本を目にした1人の女の子が、
「十二大戦がある～～～
」と大騒ぎ。
」と大騒ぎ。「アニメ見てた
私も見てたよ～」と声を掛け、
私も見てたよ～」と声を掛け、一緒に盛り上がりました。
『十二大戦』のことは、以前記事にしました。
周りの人たちも、
「なに、なにどんな話」と
どんな話」と興味津々。
「あんな、あんな・・・」とその女の子が
どんなに面白いお話だったかを話します。
「掟上今日子や物語シリーズの
西尾維新っていう人の本やねんけどな、
十二人が戦って、殺し合うんやんかぁ、
それでな・・・」
と、説明してくれるのだけど、
出てくるワードがえげつない
普段、図書室には似つかわしくない
言葉が飛び交ったのでした
でも、その子のプレゼンはとっても
引き付ける物がありました～
その後、ずっと貸出中が続いています
その次に、反応が大きかったのが、
『ギネス世界記録2018』でした
人気で、毎年図書室で購入しています。
日本のアニメに関することでも、
新たにギネスに認定されたようで
載っていました
うちの息子も昔から大好きで何度か家で購入
したことがあります。
お高いので、毎年、という訳にはいかなかったけど
こういった本こそ、図書室を活用すべきですね
図書室内閲覧のみではありますが、
お友だちと来た生徒さんたちが
あーだこーだ言いながら一緒にこの本を広げるのを
よく見かけます。
あとは、大人気のコナン君の作品で、
リクエストがあったものや
シリーズで購入している続きなど。
よく売れているという、
『東大ナゾトレ』も人気です
男の子を中心に、クイズや謎解きが
好きな子、多いです。
私のこだわりとしては、絵本です
今年度何冊か購入させていただきました。
私なりに、中学生でも楽しんでもらえる作品を
選んだのですが、
発注をしてはじめて、絶版になったと知った
絵本もありました。
よい絵本など、残念ですね
絵本は、面置きにしておくと
よく手に取ってくれます。
意外にも、男の子も女の子も
読んでいます。
中には小さいお子さん向けではありますが、
名作絵本も置いています。
すると、
「あ、この絵本懐かしい～」とか
「この絵本、オレ知ってる
」など
」など呟きながら手に取ってくれる子も
読み聞かせや、小学校の図書館で
きっと親しんできたのでしょうね。
私も、その生徒さんの小さい頃に
思わず想いを馳せて、ほんわかしてしまいます。
この、表紙を見て思い出す時の、
懐かしいような嬉しいような、何とも言えない
じわっという感じ、ありますよね。
一緒に、その時の情景なども
思い出したりして。
絵本だと、お父さんやお母さんのこと、
無邪気で楽しかった昔を
思い出されるのではないでしょうか。
その時、脳ではとっても良い効果が
出ているらしいですよ
確かに、温かい気持ちになりますよね。
ちょうど、子どもから大人へ変わる
多感なこの時期、
とっても大切な瞬間だと思います
だけど、時々
「はぁ絵本キッショ」っていう
絵本キッショ」っていう男の子もいます
気持ちは、わかります～
そういうお年頃でもありますしね。
そういった生徒さんも、今からでも、
絵本の楽しさを知ってもらえたら
嬉しいなぁ
そして、大人になってからふと見た絵本に、
「これ、中学校の図書室で見たやつやわ」
などと、思い出してくれたら本望です
絵本だけでなく、中学校で読んだ本を
ずっと後になって、手にして、
懐かしい～と思えるのは素敵なことです。
と思えるのは素敵なことです。そういった思い出をたくさんの生徒さんに
作ってもらいたいな
ちなみに今回購入した絵本はこちらでした
『つまんない つまんない』
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つまんない つまんない (MOEのえほん)
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中学生で、こうこうことを、
しょっちゅう言ってる人多いです
ヨシタケさんの手に掛かると
「つまんない」ことも、こうなってしまうのですね
ヨシタケシンスケさんの作品は、
大人でもくすっとできるのがいいですね。
前回は
『あるかしら書店』
を購入しています。
こちらは絵本ではありません。
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あるかしら書店
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だけど、中身は絵本と変わらず、
気楽に読めて、ほんわかさせてくれます。
まさに、ヨシタケシンスケさんワールド
こんな本があたらいいな、
というお話で、本好きの人にもぴったり。
とってもユーモアがあります
来年度、購入したいなぁと思っている絵本が、
あれやこれや、すでに
頭の中を巡っています
我が家で、最近購入した絵本もありますので、
次回はそれをご紹介したいと思います
最後まで読んでいただき
ありがとうございました
