今回は、2冊の絵本をご紹介したいと

思います音譜


きっと、ハンス・フィッシャーの世界に

いっぺんに魅了されますよラブラブ


素敵な絵本でハッピー子育て♪

『たんじょうび』

ハンス・フィッシャー/作

おおつか ゆうぞう/訳

福音館書店 1965年



ろうそく ろうそく ろうそく ろうそく ろうそく ろうそく


リゼッテおばあちゃんの家には、

マウリとルリの 2匹のねこ、犬の ベロ、

それに おんどり、めんどり、あひる、

うさぎ、やぎ と、たくさんの動物がいました。


おばあちゃんが かわいがってくれるので

動物たちは 幸せに暮らしています。


でも 一番うまくやっている

マウリとルリ、ベロだけが

家の中で寝てもいいのです。


そのかわり、3匹は うちの仕事を手伝います。

靴磨きもしますが、ついでに いたずらもします。


薪割りをしていたベロは ぼんやりしていて

足を切ってしまいました。


優しいリゼッテおばあちゃんが、包帯を

してくれます。


ベロは、くんくん泣いていますが

悪い気持ちでは ありません。


リゼッテおばあちゃんは、村へ買い物へ行きます。

ついでに 牧師さんの家に行こうと思っています。

今日は おばあちゃんの76歳の誕生日だからです。


マウリとルリとベロが、「いってらっしゃい」と

足を振っています。


「しっかりお留守番するのよ。

いたずらしちゃ だめですよ

と、おばあちゃんは 3匹に声を掛けています。


ところが、おばあちゃんが 行ってしまったとたん、

ねこたちは 台所に飛び込んで おいしいものを

探し始めましたが、ベロが 止めました。


「なんだい、だめだよ

そんなことより おばあちゃんに どんなお祝いを

してあげるか 考えようや」


マウリとルリは考え、ケーキを作ることに。

ベロも いい考えを 思い付き、動物の側に行って

ヒソヒソ・・・・


ろうそく ろうそく ろうそく ろうそく ろうそく ろうそく



いたずら好きだけど、おばあちゃんのことが

とっても大好きな 3匹が、おばあちゃんの

お誕生日に お祝いをして 喜ばせてあげようと

奮闘する おはなしですキラキラ


ご想像通り、すったもんだありますがにひひ

帰って来たおばあちゃんは びっくりビックリマーク


とっても素敵なお祝いの支度に、

リゼッテおばあちゃんは あまり嬉しくて

泣いてしまう程でしたドキドキ


そして、もうひとつの贈り物プレゼント

それは、屋根裏部屋に・・・・

かごに入った ねこの 赤ちゃんです。


おばあちゃんは、「この贈り物は

何より素敵だわビックリマーク」と喜びます。


この こねこの赤ちゃんが 5匹描かれていて、

最後のページでは、

マウリもリルもベロも寝ているのに、

かごの中の こねこが 1匹だけ

起きて きょとんとして あたりを眺めて

色々考えている 赤ちゃんがいます。

そして、

『何を考えているのでしょうね・・・・。』

と、意味深な 終わり方得意げ


この続きの絵本が こちらですsei



素敵な絵本でハッピー子育て♪
『こねこのぴっち』

ハンス・フィッシャー/文

石井 桃子/訳

岩波書店 1987年


アヒル やぎ座 にわとり ウサギ ダックス ブチネコ*


リゼットおばあさんの家に住んでいる

子ねこのぴっちは、ほかの兄弟たちとは

違うことをして遊びたいと思いました。


おんどりになりたくなったぴっちは

2本足で歩いてみたり、

やぎのように なりたいと思ったり、


うさぎになりたいと思って一緒に寝ていたら

オオカミが夜やってき来て、怖い思いをしたり

アヒルになろうとして 池で泳いで溺れたり。


リゼットおばあさんに助けられますが、

風邪をひいてしまい、家族や

他の動物たちが お見舞いに来てくれて

看病してくれます。


ぴっちが わかったことは・・・はてなマーク



アヒル やぎ座 にわとり ウサギ ダックス ブチネコ*


『たんじょうび』で ひとりだけ起きて

なにやら考えていたのが

この ぴっち だったのですキラキラ


哲学的な要素も含んだ こちらの作品の方が

有名かも しれませんね。


両方合わせて読むことで

いっそう 物語に 深みが出るように感じます。


好奇心旺盛な ぴっちは 我が子を見ているよう

でもあります。


著者の フィッシャーさんのことを

少しご紹介させて いただきます。


ハンス・フィッシャーさん(1909年~1958年)は

スイスでは有名な芸術家だったそうです。


多忙な日々でしたが、体を壊してしまいます。

子どものころから心臓の病気で、

丈夫ではなかったのです。


静養もかねて家族で引越して、

近くの山や川へ出かけてはスケッチをしたり、

家で子どもたちと過ごすようになり、
そんな中、子どもたちのための手作り絵本を

作りはじめたそうです。


長女に「ブレーメンのおんがくたい」、

長男のために「いたずらもの」、

末娘のためには「たんじょうび」を。

その後、「こねこのぴっち」を描いたそうです。


いたずら好きで好奇心旺盛な登場人物、

そして、すべてを受け止める

優しいおばあちゃんに、素敵な仲間たち。


我が子たちを喜ばせようと 描いた作品ですから

こんなにも心温まる おはなしになったのですねラブラブ


それぞれ、訳者が違うので

おばあさんの名前や登場する動物の名前が

違っています。


「こねこのぴっち」は 岩波書店、福音館書店、

両方から出版されています。


たんじょうび (世界傑作絵本シリーズ―スイスの絵本)/ハンス・フィッシャー
¥1,470
Amazon.co.jp


こねこのぴっち (大型絵本)/ハンス・フィッシャー

¥1,575
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こねこのぴっち (岩波の子どもの本)/ハンス・フイッシャー

¥735
Amazon.co.jp


ブレーメンのおんがくたい―グリム童話 (世界傑作絵本シリーズ―スイスの絵本)/グリム

¥1,365
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長ぐつをはいたねこ (世界傑作絵本シリーズ・スイスの絵本)/シャルル ペロー

¥1,260
Amazon.co.jp


ぜひ、お手に取ってみてくださいニコニコ


今日も最後まで読んでいただき

ありがとうございましたayaaya



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