日本アルプスを世界に紹介した英国人、
W・ウェストンが勅めて槍に登るのは明治25年、播隆の時代から60数年後の事です。
ウェストンは地元(島々)の案内人とこの徳本峠を越えて槍に登ります。
今は新島々から上高地までバスも入り、途中大きなダムも完成し昔の面影はありませんが、今のルートが当時木流しされた川筋です。
トンネルの辺りに、辛うじて当時の深い渓谷の様子がうかがえますが、ここが釜ヶ淵と言われる最大の難所です。
川流しの際、岩にかんだ1本の木がアッという間に、手に負えない本数の絡みになってしまう、そんな危険な場所でした。