むかしむかし、北浜で働いていたことがありました。
会社が天満橋から北浜のビルに移転したため、北浜に通っていたのです。

といってもその頃、私は大阪市の南、あびこで一人暮らし。

憧れの御堂筋線で通勤。

 

…これが大変だった。

なぜ憧れていたのかも、なぞ。

大学時代を京都で、就職は大阪で。

その時に家に戻るつもりもなくて、部屋を借りたのです。懐かしい。

 

北浜は大昔とは全然変わっていて

高いビル群に、おしゃれなお店がいっぱい。

思わす「わーすごい!」とおのぼりさんをしていた私。

街に活力があふれていました。

 

目的は、コンサート。

北浜にある浪花教会でコンサートがありました。

「え?こんなところにあったっけ?」

 

毎日通っていても知らないものですね。

確かにとってもステキな教会でした。

 

 

湯川潮音さんのコンサート。

いつも素敵な空間でコンサートをされるので、訪れるだけでもわくわく。

透明感のある声と、音楽と、教会がとてもあう。

 

驚いたのがお客様は男性が多かったこと。

 

 

ステンドグラスがステキ。

ここにいるだけでも心がほっとします。

 

 

コンサート会場。

 

コンサートはとってもとってもステキ。

音楽とともに天使たちが集まってきてくれているような

光がキラキラしていて、神々しかったです。

 

 

「渡り鳥ツアー」のお話をされていて、

その時に「ツアー」という響きがとってもかわいくて、楽しくて。

 

 

ゆびまるこのイベントもあちこちにいくから、

「ツアー」って感じで言ってもいいかも。

 

でも、いまは拠点を決めているから、ツアーにはならないのかな?

各地にいくならぜひ、ツアーって言いたいなって思ったのです。

 

 

それとコンサートにある「メンバー紹介」のところでも

すごくすごくよくって、そこには尊敬と尊重があって

それもいいないいなって。

 

小学校とか各地でワークショップするときには

私も「今日のメンバーを紹介します」ってみんなを紹介しようと思います。

 

 

まるで音楽を奏でるように

それぞれの役割があって、プロであって、だから生み出せる時間がある。

「できた!」の感動の場があるのだと思うのです。

だから、一緒にイベントやワークって、チームだからできるのでしょうね。

 

 

「ゆびまるこの『みんなまる!』ツアーにようこそ。

 メンバーを紹介します。」

 

 

そんな感覚がとっても心地よい。

帰り道、まっくらな空の下、北浜の町は明るくて、賑やか。

町に人があふれていて、光でいっぱい。

みんな楽しそうに飲んで、しゃべって、笑っていました。

 

とっても嬉しくなっちゃう。

 

 

コンサートが終わって、流れるままに会場を出たら、

サイン会が始まった。

 

「え?わたし?」

 

なんと1番にサインをしていただけることに。

ありがとうございます。

 

 

とってもステキな誕生日プレゼント。

音楽をありがとう。