その夜、
バンコク・チャイナタウンの夜は、
宵闇が町を覆い尽くしたあたりから
突然賑わい始める。
 

 
あの通り、あの路地、
いつの間にか、店の前には
テーブルが並べられ 
外国人やら地元民やら
三々五々、食を楽しみにやって来る。
ヤワラートの活気は
そのままバンコクの息づかい。
 

 
さて、今夜も麺しかないだろう、
とうろついて見ると
心優しき兄さんがアイコンタクトして来る。
せっかくだから
タイ的汁そばでもすするか。
 

 
チャーシュー入りのバミーナーム。 
大好きな細麺だから
あっさり汁だけど
チャーシューが絶妙に旨いので
ガツガツとすすり上げてしまう。
日本のラーメンの半分ほどの量。
ついおかわりである。  
今度は、 テーブルの上の辛味やらなんやらを
ちょいと出すことで味変。 
またしても、一気に胃袋へ。
 
 
 

 
せっかくだから汁無し麺のバミーヘーン。
これはこれでやはり
チャーシューがいい仕事してくれて
塩味系の麺の底のタレとともに
混ぜ返すことで呆然の味になる。
 
まさに汁無し麺、侮り難し。
『บะหมี่เกี๊ยวหมูแดง 2030 ยู้』
タイ語はわからないのだが
お店の名前を
しっかり記録しておくしかないな。