かつて伊犁と呼ばれていたところ #帰りたくなる場所 | めしと旅の日々


1993年の夏。
新疆ウイグル自治区の
西の端にいた。
かつて、
イリと呼ばれていたところ。
世界史的には
ロシアと清国が
江戸時代の終わりに
領土条約を
この地で結んだ。
現在の
中国とカザフスタンの
国境を越えて流れる河、
それが伊犁(イリ)河。
あの時、
どうしても国境を越える河が見たくて
タクシーで。

しばし
イリの大河を眺めていると
ロバ車に揺られて
オヤジと息子。
あゝ、来て良かったと。
またいつかこの河を見に来る、
そう思って。
そして、幾時月。
いつか帰れるだろうか。



