もう、何十年も前、
私のような小学生にとって
学校のプール開放は
夏の楽しみのひとつだった。
毎日でも行きたいくらいであったが
そうもいかないのも自明のこと。
 
そういうわけで、
時間を持て余しているガキどもは
川崎・鷺沼にあった市民プールに
遠征していた。
2時間たっぷりと水獸と化したあと、
楽しみは東急沿線にあった
立ち食いそば、(笑)。
当時、自由が丘や大岡山、
大井町や二子玉川に『田園そば』があり、
その時の気分で
小僧どもは腹をすかして
駆け込んだもののだった。

子供の頃に刷り込まれた習慣は、
いつの間にか消えてしまったりするが
突然、何かの拍子に目覚めたりする。
この数ヶ月、
何回目かの目覚めが来ていたりして。

近所の駅の前に
2軒の立喰いそば屋が昔からある。
両方とも昔からお世話になっているが
ここのところは、酷暑にめげず
熱々のゲソ天そば、
ということになっている。
どうも、以前より
ゲソ天一択になっているが
このゲソ天、
天ぷらというより唐揚げではと
内心思っている。
香ばしい揚げ具合がホントくせになる。
朝っぱらからこんなものを食べてしまうのだが
妙な充実感が湧き上がって来るから
始末に負えない、苦笑。
立喰いそばの世界は困ったものである。