どっぷりと日が暮れて
夜のとばり。
よその国の鉄道に乗り
なんとなく、意味もなく、
降りてしまう。
お隣の国では
なかなかできない技だけど
台湾なら
軽々とクリアー可能。



そして、そんな駅が
木造であったり
白くペンキで仕上がっていたりすると
つい心が浮き立って来る。



暗さと灯りのコントラスト。
駅前の大きな樹。
もしかすると
それは記憶の中にある景色。
そんなふうに鉄道好きは想う。




台湾の鉄道の良さ。
それは待合室を大事に保存していること。
片田舎の古びた駅舎にも
台南に近いこんな駅でも。
もちろん、都市の大きなステーションでも。



日本の鉄道の失われつつある世界が
まだ、台湾には当たり前のように
たたずんでいる。