大相撲十一月場所 | 元三段目の「顔じゃないけど・・」

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Twitter @motoosumousan

おつかれさんでございます。
本来なら一年納めの九州場所となる十一月場所でしたが今年は七月、九月に続き東京、両国国技館で行われました。
しかし、観客の上限数が五千人となり枡席も二人座れるようになったので場内には活気が戻ってきたようにも思えました。

さて、初日から両横綱が休場し、さらには新大関・正代と大関・朝乃山が途中休場となりましたが、優勝争いは一人大関の貴景勝が引っ張り、小結・照ノ富士、平幕・志摩ノ海が追いかける展開となりました。

そして千秋楽。
一敗貴景勝と二敗の照ノ富士が本割で対戦。
なんと照ノ富士が貴景勝を下し優勝決定戦までもつれ込みました!

まずは本割での照ノ富士の相撲の強さが素晴らしかった!
幕内に復帰してからは貴景勝戦では勝ててなく、今回も立ち合いから一気に持っていかれるのでは?と予想していましたが、なんと大関の当たりを受け止めて、そこからは終始攻め続け圧倒的な強さで勝ちました!
これは決定戦でも照ノ富士が有利かと思われましたが、ここで貴景勝の精神力の強さが発揮されます!

普通、つい数分前にあんな相撲で負けてしまっては、いくら優勝決定戦とはいえ相撲が消極的になったり、弱気になってしまうように思われます。

ところが貴景勝は見事に心を切り替え、まるで本割での負けがなかったかのような相撲内容で照ノ富士を圧倒しました!

こんなにも二番とも見応えのある優勝争い久しぶりにみたように思います!

これで貴景勝は来場所、綱獲り。照ノ富士も大関復帰に繋がる星となりましたが、二人とも今場所の気迫と精神力があればすぐに実現してくれるのではないでしょうか❗️

今場所も琴勝峰など若手の活躍や千代の国、十両・宇良のようにケガから復帰した力士が土俵を沸かせてくれました!

しかし、元大関・琴奨菊の引退という寂しい話題もありました。

早くも休場中の横綱・白鵬が来場所に向けて動き出しているという情報もありますが、確実に新しい時代に向かっている大相撲。

まだまだ新型コロナウィルスの影響がどうなるかわかりませんが、とりあえず来年の大相撲に期待しましょう‼️