1月にトレラン部で行くはずだった金剛山。
延期になって,本日(日曜)に決行。
残念ながらUっち隊長は欠席で,頼りない3人で行くことに
Kおくん号で金剛山登山口へ。
Fぴょんは金剛山初めてってことだし,Kおくんはコースには
常に無頓着!?
なのでUっち隊長が居ないときは私がしっかりせんとアカン!?
3年ほど前に氷爆見に行った時のコースが楽しかったので,
再びツツジオ谷コースで上がることにした。
スタート時で気温が2度ぐらい??
登り口のところにモンベルができててびっくりしたよ〜。
前日山行記録読んでて「モンベルの駐車場に停めて」ってあり,何のことだろて思ってたら,ココのことだったのね
スタート地点すぐ左のルートを取って黒栂谷道分岐へ,
すぐにツツジオ谷入口に入る。
いつも通りにアホなこと言ってゲラゲラ笑いにながら進んで行くと,
ほ〜〜ら!!
1つ目の滝を見落とした
記憶ではなんだか足場の悪い所から身を乗り出して見た記憶の滝。
見落としてもしゃーないかな!?
次の一の滝は見落とさないようにしよねって言いながら
沢沿いの岩岩したコースを登って行く。
どんどん登って行くと,なんだかコースが不明瞭になってきた気が… でも踏み跡もたくさん(?)ある。
めげずに登ってたら,ちょっと先を行ってたベテランさん風のおじさんが「コースからは外れてますよ〜」って教えてくれたけど,ついでに
「でもちょっと左の方寄りに上がって行けば,次のコースに出ます」って仰る。
引き返すのが嫌いなお気楽トリオは「じゃ〜,このまま行きます!」ってどんどん足場が悪くなる山肌を(この頃にはコース風な感じは無く)足場の良さげな部分を選びながら上がるって感じに…
ガッって踏み込んでもザラザラザラ〜〜って崩れる土質。
暑いわ〜〜って手袋外した直後。
根っこは掴むゎ,ずり落ちるのを止めるために手をつくゎ
で,手袋外した事を後悔
ヤマレコアプリさん
ちゃんとお手本コースをセットしたはずなのに
「なんでなんも言わないの??」って思ってたら,
必死のパッチの難関よじ登りあたりで,やっと呑気な声で
「道を外れたようです。ヤマレコアプリを開いて確認してください」って。
遅いわ
そこからはしつこく
「ピピピ。道を外れたようです。警告音を消すにはヤマレコアプリを開いてください」って。
両手両脚使ってよじ登ってるのに,スマホなんか触ってられない。
必死に登って行くから汗がダラダラ流れてきて,額の汗を拭ったら顔にも泥が…
「なんでいつもこんなにアドベンチャーなコトになるんやろね,私たち」って言いながら。
でもめっちゃ楽しい
これで,一の滝も見ずじまい…
いいねん,どうせ凍ってないだろうし!?
足場のの取っ掛かりがない所は,抜けない木に全力で斜め懸垂みたいに体を引き寄せ上がったよ。翌日背中が筋肉痛です
やっとのことで,ちゃんとしたルートに合流(でもマイナールート)。
ここからはトレイルにも雪があって,ウキウキする
氷爆は無理だったけど,霧氷はたくさん見れて満足だ
少し歩いたら,もう山頂付近のライブカメラの下の広場(六地蔵ってところ?)へ到着。
まだ11時だけどここでお昼ごはんすることにして,
まず木のベンチに荷物を置いて場所確保。
それからライブカメラに映りに行った。
残念
広場に戻ってお昼の用意に。
去年のクリスマスのナマケモノ女子有志の多紀連山ツアーで
発熱して当日欠席となり集合場所で食材を渡してから
帰宅した,あの時のメニューを再現(自分では食べてないからね)
オリーブオイルでネギとベーコンを炒めてから野菜を投入。
続けて水,コンソメ,ローリエを入れ塩コショーで味を整える。具沢山のスープをまず飲んで温もる。
具が減ったところへ,水に浸していったパスタ(本日はタリオテッレ)を入れてアルデンテまで煮込んでパスタソースと
パルメザンの代わりに「一人用フォンデュ」のチーズを足す。濃厚
Fぴょんが持ってきてくれたバタールとワインも合いますな〜〜
時折り降ってくる雪と,合間の日差しの入れ替わりが
激しすぎるよ。
気温は マイナス1度
コーヒーも飲んでリッチな気分の山メシ終了。
満足満足
時間もまだまだあるし,ちはや園地の方に回ってから下山しようかって歩き出したら,ライブカメラ前で写真を撮ってくれたおじいさんが転法輪寺前からまた色々説明をしてくれながら同行,そして案内。
金剛山のホントの山頂・三角点は葛木神社の裏側あたりにあって,入れないんだって。
三角点ギリギリの所まで案内してくれました。
ライブカメラ前でもココでも,普通のポーズじゃ「アカンアカン,どんどんポーズ変えて!」って言われました〜
そこからが想定外の楽しい時間が
仁王杉の下の方に「チェーンつけてるなら行けるな」って
案内してくれた所にエサ台があった。
おじいさんが「ハイ」って手のひらにコロコロとミックスナッツを置いてくれる。
「腕伸ばしとき〜」って。
待ってたらFぴょんの手のひらに小鳥がとまって,ナッツくわえてピュッと飛び去った。
キャ〜〜,楽しそう!
少し下の空き地に降りていったら,そこにもエサ台が。
「バードコール持って来ればよかった」って激しく後悔
もう嬉しくて声が出そうなんだけど,小鳥さんがビックリするからじっとガマン
幼稚園時代に手乗り文鳥飼ってた時以来の(?)
小鳥の手乗り体験。
感動した〜
幸せ〜〜
コレだけをしに,また来たいぐらい。
どれだけの時間そこに留まっていたのかな?
ちはや園地に回る時間が無くなったので,ショートカットの
コースで(またちょっぴりアドベンチャー!?)転法輪寺に
戻ってきた。そこからは一般コースの千早本道で帰路へ。
千早本道に入ってすぐの手すりに真っ白なヒヨコちゃんが並んでた。
「笑わせたろ」って目を付けたKおくん
しかし,このコースはず〜〜〜〜〜っと階段。
降りても降りても木段が続く。
トレッキングポールがあるから股関節にはそう衝撃がいかない。でもさすがに飽きてくる。
ツツジオ谷ルートを選ばなかったら,このコースで山頂へいくの??
私たちなら途中で挫折するやろな〜〜って言いながら,
トントン降りていく。
まだ続く…
「こんなに登ってきた〜〜??」って3人で騒いでたら,周りのハイカーが「どこに下りられます?」って心配して聞いて下さって「モンベルとか山豆腐のある登山口」って言ったら「なら,合ってます」って
登りのウルトラアドベンチャーなトコは激登りだったけど,
こんなに階段降りていくほど登っていった感覚は無いんだよな〜〜
不思議だなね〜〜って言いながら,やっと黒栂谷道分岐に戻ってきたよ。
水栓が設置されてて,チェーンスパイクの泥を流させてもらう。ありがとう。
はい,ゴール
来週から新境地で新たな生活を始めるFぴょん。
遠く離れてしまって今までみたいに気軽に遊べなくなっちゃうけど,
トレラン部・お気楽トリオとしてこれからもずっと
心から楽しめる,大切な「遊び仲間」。
新しいお家にも絶対行くからね。
ギリギリまで遊んでくれてありがとう