9月はじめに和池の大カツラを見に行ったきっかけのBS放送の「神様の樹に会う〜ニッポン巨樹の旅」。

このシリーズの中でもう一つ心を動かされた樹があった。

それが屋久島の万代杉

番組では「心に傷を抱えた青年が屋久島に来て,数ある屋久杉の中でも万代杉に惹かれて屋久島に移住してきた。今はガイドをしている」ってお話だった,はず。

(そしてその青年に縄文杉トレッキング中に会えたのだ〜)

 

その時の万代杉に私もビビッときて「ココ行きたい!!」

青年がそこにたどり着くまで「エラい急登のコース」だったのは覚えてる(ビビッときた割に,見たらすぐに番組消去しちゃって見返せない)

万代杉の位置は島の右下方向(南東方面ってことデス)

ミユキとヨシコちゃんには,よく調べないうちから「万代杉だけはみたい」と希望を出していた。

日が迫って調べてみると,モッチョム岳っていう山の中腹にあるとわかり,そこからは「モッチョム岳〜〜」と申請したら,すでにちゃんと調べてくれてる二人は「モッチョム岳に行きたいから万代杉って思ってた〜」って。

そっち方面に滝がいくつかあるらしい。

滝も大好き,見てみたい。

せっかくレンタカーしてるんだから島もぐるっと一周してみたいし。

 

なので6時に目覚ましかけて,チャッチャと支度して出かけようということに。

帰りはお土産でリュックが膨らむことを想定して,すべての荷物をスーツケースに入れないといけない。

もうメッチャ押し込んだわ〜〜笑い泣き

ファスナー裂けそう!?

暑いけど,上着入らないので着てる。

 

出かける前に朝ごはん。

小鳥のエサ程度しか召し上がらない二人をよそに,私は

にわかにお気に入りになったリョーユーパンの「食パンにコールスローとツナを挟んだサンド」「ビスケット生地のクリームサンド」をぺろりんチョキ

2つですでに1000キロカロリー近く接取したことに。

普段なら許されへん高カロリー。

しかし昨日の歩きっぷりと,いったんお腹の中がスッカラカンになったことを考えると「ま,ええか」って感じてへぺろ

残しても荷物入らないしね,お腹に入れとこ。

 

モッチョム岳登山口のある千尋(せんぴろ)の滝の駐車場まで30数キロ。

その前にトローキの滝にも寄ってみることに。

車を置いてバイパス道路からちょっと足場の悪い道を下りて滝がよく見えるポイントに行く…だけなのに,

みんなロボットみたい!?

(この日の夕方には みたい ではなくロボットになっちゃうんだけど)





トローキの滝からすぐに千尋の滝の駐車場。

車を置いて,まずは滝。

遠いけど,大きいな〜。

しかし滝の横の一枚岩の方に目が行くよ!?

 





さ〜!!モッチョム岳だ〜〜!!

この日を待ってた!

ハヤる気持ちを抑えて集合写真。

万代杉のもう少し奥にモッチョム太郎という屋久杉もある。

そこまで行って帰って来ようか?なんて言ってたけど,

すぐに「ものすご〜く足場の悪い急登」が出現。

 

またまた両手を使ってガシガシ登りたい欲求が出てきて,

お二人に「ごめん,先に行くね」ってどんどん進む。

楽しいったらありゃしない

ちょっと行くとトレッキングの二人連れの青年に追いつく。

さっそうと歩いてはるし,道も狭いので後ろに着こうとしたら「どーぞどーぞ」って。

「万代杉だけ見て下りて来るので急ぎませんから」って言ったのに「その体力なら山頂まで余裕ですよ」って言われた。

お言葉に甘えて道を譲ってもらい,どんどん登る。

ロープを付けてくれてる所もあったり,肘ついて這い上がったりする大きな岩を乗り越えたり(そっちのルート選ぶ?って自問しながら)…

汗がボッタボッタ落ちる

あ〜〜〜気持ちいい〜〜音譜音譜

昨日のお腹が痛いのを我慢しながらひたすら前に進んでいたのと,気分がぜんぜん違う!!

ゼーハーしてるけど歌いたい気分音符

 

急登が落ち着いたところで「ちょっと水飲んどこか」って

胸ポケットのボトルを取り出したら

 空っぽガーン

水入れてくるのん,忘れた〜〜〜あせるあせる

 

急に弱気になった

広い湿原地帯になり,川の流れる音が聞こえる。

歩いて行くと川が近くなり「この水は飲めるのか?」

昨日の腹痛のこともあるので,躊躇。

二人と会えなかったら,下りてきてこの水もらおうって

決めて,そのまま登る。

 

 

美山の「芦生の森」以来の感動の森。

 

あまりに心躍る風景なので立ち止まって満喫してたら,

背後でガサガサ…

「やっとヤクシカに会えるのね」って振り向いたら,

私たちが登り始める時に滝に向かってた自転車の青年。

思わず「なんや〜〜」って言っちゃった

青年は「あ,ここに!? 3人組と思ったのに,抜かす時に二人だったから…」って。

ハハハ…別行動させてもらってますねんてへぺろ

 

「私たち万代杉が目的地なんだけど,太郎も見たい気もするんですよね」って言ったら「そのスピードだったら後ろのお二人が万代杉に来るまでにモッチョム太郎の往復できますよ」って言ってくれたので,ちょっとその気に…!?

青年はそのままどんどん登っていき,私はこの幻想的な風景をもう少し満喫してから後を追う。

またまた足場の悪い急登。

黙々と登っていたら前の方で「あ〜〜」って声が!!

まもなく到着のはずって思ってたので,青年の感動の声だってわかった。

気持ちは小走りしたいんだけど…

スピード上げてワクワクしながら上がっていった。

 

白い樹肌が見えた!!

着いた!

これやね〜〜〜ん!!!

 





ごめんやけど,もう縄文杉のことは忘れたわ〜〜

 

青年が休憩を終えてモッチョム太郎と山頂を目指すのを見送って「はて,どうしよう?」

 

水もないしな

こんなに会いたかったんだから,もっとそばに居たいな

 

モッチョム太郎は諦めることに。

 

万代杉の裏側に回って抱きついてみたり,触ってみたり…

根っこの穴からガサガサ音がする。

ぜったいなんか中にいるドキドキ

出てくるまで待っとこうって思って,

ちょうど横にある木のくぼみに腰を下ろし幹を背もたれに

して寝そべる事ができた。

見上げると万代杉の枝。

視線を足の方に移すと万代杉のでっかい胴体が迫ってる。

この空気を独り占めしてる

なんて幸せな時間

 

 

 

 

 

あとから撮ってもらった。こんな格好で万代杉と対話してた

 

20分ぐらいしてから,トレッキングの二人組が登ってきた。

裏側を覗きに来た青年1人とお話したよ。

「宮之浦岳,めちゃくちゃ良かったです。縄文杉も行ったけど,申し訳ないけど道としては退屈でしたしね」って。

ぜひ宮之浦岳もチャレンジしてくださいって話してくれた。

その青年もトレランやってたけど脚の故障で走れなくなり,でも山に居たくてトレッキングに転向したんだって。

同じだねニコニコ

走らなければまだイケそうだからお互いまだまだお山を楽しみましょうねって言ってお別れ。

山頂へ向かって行きはった。

 

まだまだ1人時間。

汗冷えしてきた〜あせる

今頃気づいて,慌てて「必要ないけどスーツケースに入らないからリュックに入れてた」レインジャケットを着る。

もっと早く気づかんとね,また身体冷えるやんか。

 

下で声がしてきたぞ!

来た来た,ミユキとヨシコちゃん

「こんなしんどい山に付きあわせてごめんね〜〜〜」

気持ちでいっぱい

二人からお水を補給させてもらって,充分休憩してもらってから,

今度は下る!!

手を使って登ってきた所をちゃんと下りられるのか??

またまた股関節の為にトレッキングポールを1本組み立てる。

下りはヘタレなので,一番うしろから。

 

慎重に慎重に

 

すぐ前を行くのはヨシコちゃん。「キャー」とか言いながらも切羽詰まった感じがしない,いつもの癒やしのヨシコちゃんやな〜〜って思いながら付いていく。

先ほどの湿原地帯に到着。

広〜い所でまた私が前に出てしまった爆  笑

そのまま下る。

ポール無かったらこの大きな段差の衝撃で股関節が悲鳴あげてたやろうなって思いながら,昨日も今日も岩岩の下りを

降りられてる自分に「よ〜頑張ってる」って思った。

 

途中でミユキが滑って足先を岩にぶつけてしまい,その時は「大丈夫」って言って下りてこられたけど,

これが原因で夕方はロボットになっちゃってたえーんえーん

 

登山口に到着。

ただいま〜〜

 

二人が下りてくるまでに,広いトイレで着替えとこ。

下ろしたリュックをすでにパンパンのスーツケースに押し込み,暑いから履きたくないスカートも,かさばるトレランシューズもペタ靴に替えず履いておく。

あっつ〜〜〜あせる

気温は23度ぐらいか??

クエン酸ドリンク飲んでパワー復活。

それよりも万代杉のエネルギーチャージがすごかった。

 

 モッチョム岳と千尋の滝用の駐車場

 

着替えや荷物の整理して,

はい! ココから屋久島1周ドライブだ〜〜

 

足先が痛い(大丈夫って言ってるけど,めちゃ痛いんじゃないかと推察)ミユキに代わり,

エネルギー満タンになった私が運転。

大川(おおこ)の滝

けっこうな高さがある上に,横にも広くて,ダイナミック。

上にスコーーンと青空が抜けて見えて,気持ちいい

 

 見て見て,この青空

 

 

景色を楽しみながら「なんか食べるトコない?」って探してるけど,ミユキが去年立ち寄ったフルーツの屋台も休み。

食堂っぽいところはお休みばかり。

観光地の月曜,あかんな〜

 

 

言ってる間に西部林道に入る。

林道入った途端に,念願のヤクシカに会えた!!

お目々がかわいい,お尻もポワって白くてチャーミングラブラブ

ついでにお猿さんも会えた←箕面の猿より小ぶり

 

レンタカー屋さんが「西部林道は行かない方がいい」って言うって聞いてたからどんだけ狭い悪路かと思ったら…

徳島の山生活の時に散々狭い山道を走ってたから,こんなん大丈夫。対向車がきたときもラッキーなことに常に待避所があるところだったし。

林道が終わり,海岸線に下りてきた。

海にはさほど興味の無いわたくし(波見てたら酔うねん),ひたすら空腹と戦ってます(持ってるオヤツで凌ぐ)

 

沖永良部島が見えたり「ここは東シナ海」っていう所があったりで,南の端に来てるなって実感。

 

 ヨシコちゃん,写真の腕上げてます 技あり!?

 

宮之浦港まで戻ってきてそのまま空港へ。

ぐるっと1周しました〜チョキ

レンタカーを返し,屋久島空港へ

 

 アディオス,屋久島

 

 

17:30発のプロペラ機に乗り込み鹿児島空港へ

帰りのトランジットは行きよりも時間が短く,

それまでお土産を全然買えてない私は,二人と離れてダッシュして空港を走り回った走る人

この時にようやく股関節が痛くなって「3日間耐えてくれてありがとう」って思いながらビッコ引いて走った〜走る人

 

伊丹行きの飛行機19:10発。二人は空弁をゲットして機内で食べるという。

登場してすぐに食べれない私は,機内ではまた死んだふり。伊丹に着いたら温かいおうどん食べようって思ってた。

(伊丹に着いたら,21時まで営業って書いてたのに,20時半にお店に入れてくれなかった)

 

 

1日目の早朝から3日目の夜まで,2泊3日をフルに使って遊びまくった私たち。

同い年で旅行に行ける仲良しの友達は他にもいるけど,

このアクティビティ満載のスケジュールをこなせるのは

「晴れ女会」だけだと思う。

そして「ずっと連続のグループ行動は苦手」な私を温かく放っておいてくれるミユキとヨシコちゃんには

本当に感謝です。

  心の底からありがとうハート

 
そして特筆すべき
「1ヶ月で35日雨が降る」と言われている屋久島で,
一滴の雨にも降られなかった私たち晴れ女!!
 
ばんざ〜〜〜い!!!