高低差の図を見ても今からが最難関。
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第2エイドで、走り慣れてそうな、私より歳上そうな女性が「しっかり食べときよ、こっからが本番やで」って話しかけてくれた。
「ここまででも充分シンドかったですケド」って言ったら
「こっからのキツさを考えたら、今までのはみたいなもんやで」って。
へ?屁?へ?

でも、そんな言葉をすぐに信じる事ができました。
両手両足使わな、登られへん。
所々で元気そうな若者もガックリと休んでる。
止まって座りでもしたら2度と動かれへん」って気がするので、
黙々と 淡々と ズリズリしながら 登っていく。

先月の京都トレランの時は積極的に登っていったから、過度のゼーゼーハーハーで翌日に肋間筋の筋肉痛になった。
今回はちゃーんと対応してあるから?
それとも足場が悪すぎてゼーゼーハーハーになるスピードが出ないから?
息苦しさは全くなし。
ひたすら、「ズリッ」の為の踏ん張りに耐える。
時々立ち止まるのは、体がしんどいからなんじゃなく、気合いを入れ直す為。

どこの山の中腹だったか、若いご夫婦とワンコが応援してくれてた犬
パパとママは太鼓と鈴を持っての応援。
その足元でフンフンしてるレトリバー系の子。男の子なのにピンクのお洋服。
似合ってへん(笑)
「ハグさせて~」って抱きついたら、お鼻にキスしてくれた。
元気、ちょっと回復。
あとから考えると、あの似合わないピンクの洋服は、フェアリー に因んだ衣装だったんだぁ⁉︎

あと少しで てっぺん?
精神修行の 巡礼の旅 のよう。


第2エイドで雨が止んでたので「これでお天気は快方に向かう」と思い、カッパを脱ぎ捨ててしまった。
なのにシトシトどころかザーザー降ってくる。
緊張のあまり昨夜荷物を出したり入れたりして、結局カッパは入れたんだっけ?出したんだっけ?
ま、走り続けてるから身体の芯はあたたかい。このドロドロの手で荷物ひっくり返すのはイヤだし、走り続けることにする。


ようやく頂上。
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        有名な台杉 

最後の  てっぺん  のトコで、
誰かが「 あと1時間20分はある」って。
イケるよね。

が!!
今まで以上のニュカニュカの激下り。
みぞおちの辺りがズキズキ痛いのは、
緊張のせい?
腹筋使いすぎてるせい?
寒さのせい?

長~いニョロニョロの下りを見て「 どこを通ろう? 」とか「怖いよぉ~」とか
躊躇してる間にどんどん追い抜かされていく。せっかく登りで頑張ったのに…(涙)

ずっと1人。
でも「大丈夫、大丈夫」って声を出して自分を励ます。

「あと15分で関門閉まります」って抜かしざまに教えてくれた男性。
「えー?間に合うかなぁ?」って半ベソ。
「できる事はしましょう」って励ましてくれた。
そうだ、挫けてはいけない。
どっちみち自分の脚でしか目的地に行けないんだから。

でも緊張感Maxで、立ち止まりが増えてくる。
ようやくコース監視のヒト発見!
「この坂降りたら関門ですよ。頑張って!
「時間は?」
「…」「あと1分」

がーーーん

続く