週末、いつもブログを読ませて頂いているブロガーさんがお勧めしていらした映画を観てきました。
「ディア・ファミリー」です。
娘と一緒に観てきました。
以前からちょっと気になっていた映画でした。
普段は、好きな俳優さんが出ている映画しか映画館で観ないので、これも配信まで待とうかと思っていましたが、そのブロガーさんのブログを読ませてもらい、娘にも観せたいと思い、映画館に行くことにしました。
打たれ弱い娘。
小さな失敗に必要以上に恐怖を感じ、失敗する前から動けなくなることが何度もありました。
これから失敗をたくさんするでしょう。大学での勉強や実験、そして社会に出てからと、山程の失敗をするはずです。だから、そんな娘に、主人公の前に進む姿を見せたかったんです。
映画が終わって、娘は泣きつかれていました。
以前に観た「ラーゲリより愛を込めて」よりも泣いたそうです。
ただ、私の思惑とは異なり、娘は「病気の子どもを持つ親って、こんな気持ちなんだって思った。」そう言っていました。自分自身の病気の酷いときと重ね合わせ、主人公のセリフから私たち親の気持ちに、思いを巡らせてしまったようです。
私はまったく別のことを考えながら観ていました。
映画は、病気の娘を持つ父親が、新たな医療機器を自分自身で作ろうというお話です。私自身もほんの少しだけ、遠くからですが、人の生命に関わる仕事をしているので、人の命に関わる仕事や、その組織の中でのジレンマみたいなものを考えていました。
親としては、「私はあんなに頑張れないな」と感じました。
最近、やる気が起きないのですよ。
親としてだけではなく、仕事も、家のことも、なんだかやる気が出ずに困っています。
楽しいことはたくさんあるのに、気持ちがうかないのは何故なんでしょうか。