映画へ | 子供たちとのあれこれ

子供たちとのあれこれ

子どもも大学生ですが、まだまだ娘の病気や学校ごとに伴走中です。
趣味のこと、仕事のこと、子どもたちのことなど、お話していきたいです。娘の進んだ理系大学のことは、特に興味津々です。

週末、いつもブログを読ませて頂いているブロガーさんがお勧めしていらした映画を観てきました。

「ディア・ファミリー」です。

娘と一緒に観てきました。


以前からちょっと気になっていた映画でした。

普段は、好きな俳優さんが出ている映画しか映画館で観ないので、これも配信まで待とうかと思っていましたが、そのブロガーさんのブログを読ませてもらい、娘にも観せたいと思い、映画館に行くことにしました。


打たれ弱い娘。

小さな失敗に必要以上に恐怖を感じ、失敗する前から動けなくなることが何度もありました。

これから失敗をたくさんするでしょう。大学での勉強や実験、そして社会に出てからと、山程の失敗をするはずです。だから、そんな娘に、主人公の前に進む姿を見せたかったんです。


映画が終わって、娘は泣きつかれていました。

以前に観た「ラーゲリより愛を込めて」よりも泣いたそうです。

ただ、私の思惑とは異なり、娘は「病気の子どもを持つ親って、こんな気持ちなんだって思った。」そう言っていました。自分自身の病気の酷いときと重ね合わせ、主人公のセリフから私たち親の気持ちに、思いを巡らせてしまったようです。


私はまったく別のことを考えながら観ていました。

映画は、病気の娘を持つ父親が、新たな医療機器を自分自身で作ろうというお話です。私自身もほんの少しだけ、遠くからですが、人の生命に関わる仕事をしているので、人の命に関わる仕事や、その組織の中でのジレンマみたいなものを考えていました。


親としては、「私はあんなに頑張れないな」と感じました。


最近、やる気が起きないのですよ。

親としてだけではなく、仕事も、家のことも、なんだかやる気が出ずに困っています。

楽しいことはたくさんあるのに、気持ちがうかないのは何故なんでしょうか。