昨日、ちょっとした外科的治療を受けた。
手術自体は30分もかからず終わり、そのまま仕事へ。
たいしたことではないのに、局部麻酔が切れてくると痛みが来る。
さすがに鎮痛剤を飲んで早めに就寝。
でも心配はしていない。
最近前にも増して動物的本能が研ぎ澄まされて、「大丈夫」という勘が働く。
根拠はなくまさに天から降りてきた言葉みたいな。
これは他の場面でも私に精神的安定をくれている。
傷は明日には自然治癒力が働き、痛みも薄らいでいくだろうと思う。
昨日と今日が違うように、今日と明日もまた違う。
良くも悪くも移ろいゆく。
事態は日々変化していくもの。
それは自然が教えてくれている。
先日まで美しかったソメイヨシノは散り、今は八重桜が愛らしい。
柔らかそうで可愛らしくて、こんな花になりたいと憧れてしまう。
そばにはハナミズキが咲きだし、その後は紫陽花、ひまわりと移ろう。
植物は何があってもこうして自らの出番をわきまえているように、人間も、何があっても出番がくるまで生きていく。
なんて、まだちょっとピリっとする傷口を労わりながら思うのです。