「…リン。運ぶのどうするの?」
「あ…」
「まったくもう…」
「まぁまぁ。睡眠を解いたら面白くないでしょ」
「はぁ…。じゃあ、僕が手を引くから。」
「(`・ω・)ゝ了解です」
「…行くよ。」
…なんだろう。腕を引っ張られてる気がする。
…だめだ。眠たい。
「ぅおっと!」
…あ、段差だ。こんなに眠たいのに意識が保たれてるのもあのシロップのせいかな。
「…足下ご注意。その手は僕が引くから。」
「その身を今すぐに委ねなさい。」
「「さあ。」」
…どれくらい進んだだろう。
自分的にはもう夜が明けている気がする。
「ついた~!」
「ちょっ!リン!急に力抜かないでよ!」
「あ。ごめん。」
…どうやら二人の家に着いたらしい。
ギギギギギ…
と嫌な音をたてて扉が開く。
「じゃあ、“あの”ベットに寝かせてくるね。」
「行ってらっしゃ~い」
…あのベット?客専用のベットとか?
「よいしょ…っと」
…あ、思ったよりもふかふかしてる。
扉と反対の印象のベットだ。
「リン~!やるけどどうする?」
「やる~!」
…やる?何を?
「いっくよ~!」
グサ…グサ…
グサ…グサ…グサ…
…何?動けない。
グサ…グサ…
グサ…グサ…グサ…
…目隠しもされてるし。
怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。
…グサ!
「上手にお料理できました~!」
「おめでとう…。」