先日、友達とランチをした時に、
その友達の息子が、最近、事故にあった話を聞かせてくれました。
息子さんは「危ない!」って、お婆さんの
声で頭上から落ちてきた建材をかわし、危機一髪、助かったそうですが、
建築現場にお婆さんが入れるわけがなく、見まわしたが誰も居なかったと。
お身内の、おばあちゃんの声ではなかったと言ったそうです。
友達に「姿のない声だけのお婆さんて、誰だったんだろうね?」と言われて…
私は直感的に未来の貴女だ!って思いました。
彼女が、今の声とは似つかないほど、年を取ってから亡くなり、多分、亡くなってから事故現場に飛んでいき、息子さんを救ったのだろうと。
目の前の大好きな彼女が、年老いるまで長生きしてくれるんだという嬉しさと、
息子を思う親心を感じて、胸にこみあげるものがあり、涙ぐんでしまいました。
でも、貴女だ!と彼女に言ったところで、絶対に信じてもらえないでしょうから、
「今度、木内鶴彦さんの本を持ってくるね。」とだけ伝えました。
木内鶴彦さんは幼い頃、彼の姉と川遊びに向かう岩場を歩いている時に、上から、大きな石が落ちてきたそうですが、
「危ない!」という声に姉を突飛ばし、危機一髪、石に当たらず、二人は助かったそうです。
その時、姉を突飛ばしたことを家族になじられ、自分は姉の命を助けたのに、悪いことをしたように言われ、大変、悔しく、怨めしく思ったそうです。
その後、22才になった時に、彼は病気で亡くなります。
臨死体験の最中、汚名をきせられた、あの現場を見に行こうと、その岩場に飛んで行き、幼い姿の彼の姉と彼自身を上から見ていたそうです。
すると、幼い二人の頭上の大きな石が揺れたので、つい「危ない!」と叫んだと言うのです。
???
なんとも、不思議なことですね。
つまり、幼い頃の自分と姉を助けた声は未来の自分自身だった!
という話なんです。
信じられないような話でしょう。
ところで前回、私は秋山眞人さんに、
「貴女はタイムジャンパーですね。」と言われたことを書きましたが、そう言われた時には、しばらく意味がわからなかったんです。
しかしね、ある時、ぶわぁーっと、記憶がよみがえり、押し寄せてきたんです…
宇宙とチャネリング出来る、コンタクティーのタカテルさんは、
俺はUFOを見たことがない!と、ずっと思っていたそうですが、ちょっとした、き
っかけから、
ぶわぁー!っと、子供の頃からの不思議な物を見た記憶がわき上がり、
ああ、俺、小さいときからUFO、見てたじゃん!と、何回もUFOを見たことを思い出したそうです。
人は、わけが、わからないことは、面倒だから脇に置いて忘れてしまう。
でも幼稚園で歌った歌は30年、一度も耳にすることなく、思い出すことが無かったとしても旋律を聞けば…思い出し、歌えます。
人の記憶って、すごいですね。
きっかけがあれば、ちゃんと思い出せるものなのかもしれません。
私もね、ある時、ぶわぁーって思い出したんです。
中学生だった頃の放課後。まだ教室には帰りの支度をする生徒が沢山残ってる時間、私は部活の部室に走っていき一番乗り!と、喜んだものの、一人で居るのも淋しく、すぐ、きびすを返し、隣のクラスの友達を迎えに、教室のある建物に走って戻りました。
すると、自分の教室も、隣の教室もガラ~ンと誰も居ないのです。
廊下にも一人も生徒は居なくてシーン。
なんだか、気持ち悪く、また部室に行くと、仲間が数人で話してました。
ホッとして仲間と話してるうち、机に忘れ物をしたことに気づきました。
それで、また教室に戻ると、今度は廊下に数人が話してる姿や、教室にも何人かまだ人がいて、いつもの放課後の風景です。
あれ?さっきは、みんな帰ってしまったと思ったのに…と、すごく不思議だったんですが、早く部活の仲間とおしゃべりの続きがしたくて、部室に戻ると、すっかり、この変な体験を忘れてしまいました。
また、営業時代、銀座の裏路地を歩いてる時に、店のドアのサッシが木製で、大変に古い造りの雑貨屋さんみたいな店を見つけ
「わぁ!三丁目の夕日みたいな店だなぁ」
と嬉しくなったのですが、お客様とのアポの時間に間に合わないので、その日は通り過ぎ、二日後、そこへ行くと、どんなに歩き回っても、その雑貨屋さんを見つけられないことがありました。
他にも書いたら、きりがないくらい、私は、わけがわからない場所を見たり、今の時代にありえないものを見たりした経験が蘇ったのですが、秋山さんのタイムジャンパーという言葉から、ああ、あれらは、一瞬、違う世界(時代)に行ってたってことか!と納得できたのです。
そして、25歳の時の、ある出来事を思い出しました。
それは6階か7階くらいのマンションを建ててる道路沿いの工事現場の前を歩いていた時のことです。
歩道は狭く警備員の方が立ってたので、私は軽く会釈するように彼の前を体があたらないよう通り過ぎ、次の瞬間、
頭のすぐ後ろから、「おわっ!」とも、
「こらっ!」とも聞こえる、おばさんの声がして、私は反射的に前に飛び退きました。
すると、ガラガラ、ガラン!と、凄い音がして鉄パイプが、私のすぐ後ろに落ちてきたのです。
私は唖然として立ち尽くし、道路に飛び退いた警備員さんも、よほど怖かったのか、口を開けたまま、恐怖にひきつった顔で私を見つめるだけ。互いに、しばらく動けませんでした。
しばらくと言っても5秒くらいのことだったかもしれません。
建築中の建物の高いところから、
「すみませ~ん!」と、謝る声がして、警備員さんも私も、その声にハッと我にかえりました。
警備員さんは、ふざけんな!だったか、なにか上の作業員に怒鳴ってから、私に、頭を下げ、私も頭を下げて、歩きだして、
あれ?私の後ろに誰も居なかったけど、今の女性の声は誰?と思ったことがありました。
そんなこと、ずっと忘れてました。
でも、秋山さんのタイムジャンパーという言葉でわかったんです。
あれは私だと。
未来の私が私を助けたのだと、わかりました。
それが、わかった時に、私は私を。
というか、命を心の底から、愛しく思い、溢れるような感謝の気持ちを感じて涙がでました。
命は自分を、また愛するものを、助けて守り、時には同じ命が助けられる側を生きながら、エンドレスに続く壮大な、素晴らしいものだと感じました。
何故、自分と言いきれる?
守護霊や、先祖かもしれないじゃないか!と、反論が来そうですね(笑)
うまく言えませんが、心で、ああ、私だ!と、ひらめくように、わかったんです。
でも、この世の全ては私。ワンネス。
私の中に宇宙があるのだとしたら、守護霊も先祖もガイドも天使も皆、私。
私はあなた。
あなたは私。
バカなことをと、笑ってるアナタも、忘れてるだけかもしれません。
思ってたより、うんと早く現地に到着した時も、
居酒屋で話に夢中になって飲んでいたら、ビックリするくらいはやく、終電タイムになってた時も、
事故ったのに、不思議と怪我もなく、助かった時も、
あなたは飛んでたかもしれません。
人は皆、ジャンプしてるのかもしれません。
時間は堅く、規則正しいものじゃなく、私達、人間が無意識に飛び越えられてしまうくらい、ふにゃりと柔らかく曲がるものかも…しれませんよ。
ではまたぁ~(^-^)/