母の友人からクリスマスカードとお見舞いのお花が届く。
母は介護ベッドの背の部分を起き上がらせてそこに体の左側をよりかからせ、背中にクッション数個を支えとして置いてあげるとベッドの端に自力で座っていることができた。
その姿勢のままトマトジュースや牛乳をスポイトで飲ませる。
ケアマネさんが様子を見に来られ、前回来た時と母の様子がかなり違うので驚いていた。
しかも帰り際、母に声をかけると「ありがとうございます」と掠れた声で言ったのだ。
これには家族全員で驚いた。
ケアマネさんが帰ったあと「飲み物飲む?」と聞くとかすかに頷き、「もうちょっと普通の食べ物も食べてみる?」と聞くとさらに頷いた。
そのため夜は柔らかく煮た大根などを少し食べさせてみたところきちんと噛んで飲み込んだ。
Yes,Noの意思表示をしてもらえるだけでもだいぶ助かることが分かった。
母の急な覚醒ぶりに驚きつつ翌日、茶わん蒸しやゼリーなど母が食べられそうなものを買う。
午前中訪看さんが来て、やはり母がはっきりと起きていてしかも頷いたり首をふったりして意思を伝えてくることにとても驚いていた。
過去2回来た時は寝たままだった母のために改めて「初めまして」の挨拶をする訪看さんの顔を母はジッと見ていてなんとなく笑っているように見えた。
訪看さんによると母はしっかりと唾は飲み込めているのでプリンやゼリーのようなものなら与えても大丈夫だろうとのこと。
丁度買ってきた茶わん蒸しを渡して食事介助方法も見せてもらう。
訪看さんが小さいスプーンに結構たっぷりと茶わん蒸しをとって母の口に運ぶと母は口を開けて咀嚼し飲み込んでいた。
食事介助を見せてもらわなかったら誤嚥がこわくて恐る恐る少量しか口に入れてあげられなかったと思うので見せてもらえて良かった。
久しぶりに栄養を取れた母はその後、左手で歯ブラシを持って自力で磨いていた。
母は右利きのためさすがに左手での歯ブラシはやり辛そうなのでそのあと訪看さんが仕上げ磨きをしてくれてうがいも自力で行えた。
訪看さんが帰り際に「また来ますね」と声をかけると母はかすれ声で「はい」と答えた。
【父のメモ】
12/25
02時ごろオムツ交換。次女が07時頃水とトマトジュースを10滴程、牛乳を初めて20滴程飲ませる。話しかけて「〇〇子(母の名前)」と言わせると「〇〇子」と口を動かす。ほんの少しだが声も出す。
10時頃ケアマネージャーNさん来宅。母が声を出して「有難うございます」と言った。我々もNさんも大驚き。午後ベッドの端に座らせ背中にマットを当てて支え、自力で座らせたまま水とすりリンゴを5~10口ほど食べさせた。
18時半頃ベッドの端に座らせて食事。大根煮つけ3口、ぶり照り焼き3口、赤飯握り3口、水40滴、薄皮を取った蜜柑を2房。その後下肢を洗って就寝させた。
12/26
01時オムツ交換するも小水出ておらず
05時次女がすでにオムツ交換していた
07時声小さく元気ないがベッドに座らせ水を5滴飲ませた後オムレツをほんの少し食べさせた。水を3滴ほど飲ませたらしばらくして咳き込んでしまった。食事を中止し寝させた。体温は36.5度でほぼ平熱。
10時訪問看護師2名来宅。体を洗浄後、車いすに座らせ歯磨きさせる。母は左手で歯ブラシを持ち自力で磨いた。茶わん蒸し、杏仁豆腐を食べさせてもらって聞かれることにちゃんと答えていた。その後、体力増強に自ら努力しているような仕草が見られる。