介護ベッド近くの和室に私たち姉妹は布団を敷いて寝ている。

(父は妹が実家にいたころに使用していた部屋に寝ている。)

寝ているだけだった時の母はほとんど動くことが無かったが、覚醒時間が増え始めてから寝返りを打ちたいのか左足を折り曲げたり布団を剥いだりして夜中に良く動く。

その度に気になってしまい起き上がって様子を見る。寝不足だ。

ただ私はもともと睡眠障害がありあまり深く眠れない。

異変にもすぐ気が付けるし睡眠障害が役に立ったなぁとポジティブに捉えるようにした。

もぞもぞ動く母に「おしっこした?」と聞くと頷いて教えてくれるようになった。

意思疎通が出来るのはとても助かる。

 

初めて訪問入浴サービスが入る日、母は朝から機嫌がよさそうだ。

昨日から「明日はお風呂だよ」と何度も声をかけていたから今日は大好きなお風呂に入れると分かっているのかもしれない。

夕方、入浴介護の方々が来て手際よくベッド脇のスペースに風呂桶を組み立てた。

湯はりが終わると母はされるがままでベッドから湯舟に運ばれた。

久々の入浴だ。

母は元気だったころ、どんなに夜遅く帰っても湯舟にだけは必ず入る人だった。

こんなに長い間お風呂に入れなかったのは初めてかもしれない。

無表情ではあるが気持ち良さそうに見えた。

介護サービスの方に「熱くないですか?」等聞かれる度にきちんと声で「はい」と答えている。

 

入浴サービスを行う方々の中に1名看護師さんがおり、入浴前と入浴後にバイタルチェックを必ず行ってくれる。

入浴は体力をかなり使うと思うので看護師さんがいてくれるのは安心だった。

30分ほどで入浴は終わり、入浴している最中にベッドのシーツもきれいなものに変えてもらった。

次の入浴は年明けだ。

 

入浴後、水分補給した方が良いだろうとスポイトでお水を飲ませてみたがむせるので何か食べ物で水分を取らせることにした。

冷蔵庫にある母の食べられるもの(ゼリーとかプリン)を伝え「どれが食べたい?」と聞くと「プリン」と声で答えてくれた。

 

【父のメモ】

12/27

04時頃おしっこしたと言う。長女、次女がオムツ交換。

07時ベッドの背を起こして杏仁豆腐と蜜柑のゼリーと茶わん蒸しをそれぞれ1/3カップ。その後水10滴。若干咳き込んだ。ベッドの横座り(ベッドの端に座る事だと思う)を欲し1時間程その通りにして両足のふくらはぎをマッサージ。

15時頃入浴に備えひと眠りさせる

16時訪問入浴サービス3名、ケアマネNさんも来宅。風呂桶持ち込み母入浴、自宅シャワー栓からホースで風呂桶に給湯、排水している。洗髪。

17時入浴終了。水数滴のませる。咳き込む。ミルクプリン1つ食べた。次回入入浴は1月6日。