晩秋に入り、大変良い天気に恵まれてさわやか

と言うより季節外れの暑さを感じ、汗ばむような

陽気でした。

 

宿を後にロ-カル線の車窓からは沿線沿いに広がる

田園に収穫を終えたコンバインがポツンぽつんと残る。

いずれ寒さが来る前に仕舞うことになるのだろうが

晩秋の風景を一段と濃くしてくれている。

 

JR奈良駅からガイドさんと一緒に、三条通りを 

ゆっくり散策、途中におなじみの高速餅つき中谷堂が

有ってイベント時間の時と重なり、人々の長い行列が

できていたる。

 

 

ゆったりした上り坂をさらに行くと、やがて興福寺

猿沢の池や五重の塔が見えてくる。注目は宝物殿で

阿修羅像 あの微妙な顔 一度見たら忘れられない

 

通りの右手に猿沢の池 反対側の階段を上って

正面見えてくるのが2018年に再建された中金堂

朱塗りの大きく、どっしりしたお堂です

境内は広く巡る時間もそれなりに掛かるため

心して見学することをお勧めします

 

次に行ったのが有名な奈良の大仏 お堂の中に鎮座

大仏様がおられるこのお堂は、ほぼ四角形で有り

大きい割には強い作りで世界有数の木造建築として

認められている。近年になってさらに大きい建物が

できたらしいが・・・

大仏殿は焼失に会いこれでも小さく立て直したものと

説明があった

 

大仏殿の裏手にはこれもおなじみ、お水取りの2月堂

あのニュ-ス映像で見る松明が躍動する回廊(舞台)に

上って見えた遠くの景色に建立当時は 木々がないので

平城京も見えたであろうとガイドさんの説明があった。

 

この回廊から見える景色にいにしえの歌人は何を思い

ガイドさんの歌(貴族が詠んだとされる和歌?)から

当時、歌人たちの感性は秀でたものだったことが

容易に想像できます。