~あきる野・季節の便り NO.32~
*東京の故郷、あきる野市。
自然残る街で出会った一週間の風景を、
毎週木曜日に写真で届けています。
初夏の川では「フィフィフィフィフィー」と 細く澄んだ、
美しい声を聞くことが出来ます。
その声の持ち主はカジカガエルの雄。
万葉集の時代の人も その歌声を美しく感じ、和歌にも多く詠まれました。
そしてまた カジカガエルを籠に入れ、鳴き声を鑑賞していたそうです。
2009/5/1 あきる野市 養沢
『新緑の秋川渓谷』
強い日差しと爽やかな風が 初夏の訪れを思わせる。
日差しを避けるように 新緑に包まれた渓谷に下りてゆけば、
澄んだ瀬音に調和するように、カジカガエルの美声が聞こえてくる。
涼を感じ、また初夏を感じる清清しい一時。
2009/5/1 あきる野市 戸倉
『清楚』
ふわふわと ゆるやかに美しく舞うウスバシロチョウ。
逃げることも無く 目の前のハルジオンに停まったり、
茎に停まったりしていました。
その数分間は、ただゆったりとした 時間が流れていきました。
2009/5/5 あきる野市 網代
『緑包む山門』
降り出した雨は 緑を深くし、
山門の茅葺屋根の苔も 生き生きとする。
人のしゃべり声も、鳥のさえずりも聞こえない静かな時間。
僅かに聞こえてくるのは、どこか安らぐ雨音だけでした。
2009/5/5 あきる野市 小和田(広徳寺)
@ 限りある自然が、いつまでも残りますように。



