朝、ゆうさんが何気なく「ホタルってさー、どういう虫?」って言いながら図鑑を見ていて、そういえば今が時期だ!って思い出して。
部活終りのそうさんも連れて、家族5人で。
19:50着の実家の近くの川ベリの道を少し歩いて上の方へ。
まだ少し薄明るい空から、漆黒の闇になっていく頃...。ポワっと1つ、2つ黄緑色の光が。
いや、1個だけ見えるような、見えんような(笑)。
実際は10数匹の蛍がふわーっと飛んで光の線が出来て、幽玄な風景でした。
歩いてる道路脇にとまっている蛍をそーっと手のひらに乗せて嬉しそうなゆうさん
初めて見る蛍に「綺麗~綺麗~」と目をキラキラさせて。
反抗期にさしかかる時期のそうさんもゆっくり川沿いを歩きながら、お母さんここで毎日魚取りしたんやよー。
幼なじみのまっちゃんが中学校の帰り道にヘルメットを川に落として、靴のまま入って追いかけてて死ぬほど笑ったわ、なんて話をしながら。
蛍は綺麗な川にしか住まないので。
自分の生まれ育った所は、田舎だけどいい所だなってしみじみ思った1日。
そんな翌日、帰宅すると玄関先に採りたての玉ねぎとじゃがいもが。
ご近所のおじさまSさんからのお裾分け。
季節の野菜セットが届く。傘地蔵?と思うくらいに(笑)。
前週、前の家のNさんからも玉ねぎを頂いた。
そうさん、なっつ、ゆうさんにとっては、今いるこの地域が故郷になることになる。
周りの方々は本当に心優しく、親切な方で。
有難いなぁといつも思う。