(前編 の続き。)
レースレポ、始まります。
と言いつつ、走るのに必死で、あまり覚えておりません。
上記の高低差イメージを見ても分かる通り、前半は下り多め、後半は上り多め、という情報が頭に入っていましたので、前半は体力温存、後半の上りで勝負!
というレースプランを考えていたのですが、前半パートでプランが完全崩壊するとは・・・。
(トホホ・・・↓)
スタートして舗装道路を抜けると、すぐにトレイルコースに突入。
とは言っても、平尾台の開けた溶岩台地を走るので、気持ちがイイ。
(参考写真)
アッという間に 10キロ通過。
(おい、大丈夫か! 今回のレポート。。。)
前回 同様、下りで抜かれて、上りで追いつくというのを繰り返す。
やっぱり、トレイルやっている人は、下りのスピードがハンパナイ。
(足首をグネって歩行不能、という恐怖はないのだろうか?)
ワタクシは、途中、どこかの急峻な下りで足を滑らせて、滑落寸前。
手は泥だらけになりましたが、下まで滑落しないで良かった・・・。
(不幸中の幸い。)
ゼェハァ言いながら、抜きつ抜かれつを繰り返す。
ガーミンの18キロぐらいで、「20キロ」 の看板が出てくる。
ボランティアの方からも、「あと半分! まだ温存、温存!」 との励ましを受ける。
温存どころか、涸渇寸前なんですけどー、と心の中で、減らず口を叩く。
脚も売り切れに近づいているが、お腹も グゥグゥ うるさい。
(ハンガーノックまでは行きませんでしたが、後半は終始空腹でした。)
ガーミンの20キロ地点(もう覚えてない)で、緩やかな舗装道をヒィコラヒィコラ上っていたら、沿道の応援の方(多分、ランナー)から、
「まだ、脚 残ってるやーん!」
と、ツッコミを頂戴しましたので、「いや、もう売り切れですよ。」 と泣きそうな声で返答。
でも、正直、こういう応援があると、少し力が出てきますね。
(ありがとうございます!)
とか言いつつ、瀕死の状態で残り半分に突入・・・。
どこかの ASで、ゼッケンを確認されたのですが、その時に、「70位」 と聞こえたので、
「上位10%に入るには、もう少し頑張らんといかんなー。」
という声と、
「脚も痛いし、2021年 初レースってことで、100位以内という妥協でどうですか?」
という声が聞こえる。
正直言って、どっちでも良かったのですが、完全燃焼したかったので、やれるところまで頑張ることに。。。
後半の地獄の上りが終わると、再び、見晴らしの良い溶岩台地へ。
しかし、前半と違い、肌を突き刺す強風が吹き荒れる。
風に体を持って行かれながらも、アップダウンを攻略していく。
残り 5キロあたりで、手先が痺れてきて、脱水症状の予感がしたので、最後の AS で水筒に水を満たしてもらう。
(寒い中でのボランティア、ホント感謝感謝です。)
残りあと少し。
ラストスパート!
と、頭の中では、風のように猛スピードで疾走(ラストスパート)する姿を思い描いているのですが、実際は、見るも無残な ヨチヨチ走り。
最後の舗装道路で、3~4人をかわして、ヘロヘロの体で ゴール。
記録書を印刷してもらって、給水所で コーラと水を水筒に注いでもらい、僕のレースは終わったのでした。
せっかくなので、【おまけ】 に続く。