この前 (と言っても、3週間くらい前になるのですが)、東京マラソンを見ていたら、テレビの前を通りがかった細君が、こんなことを言ってきました。

「あら、この大迫選手より早い人って、あまりマラソンランナー体型には見えないわね。 あなたみたいな骨太な体型ね。」

と。


たしかに、トップの
  ビルハヌ・レゲセ (エチオピア)は、
  168cm / 55kg
と、細くてランナー体型のような感じがしますが、

2位の
  バシル・アブディ (ベルギー)は、
  178cm / 64kg
と、身長は高いがガッチリした感じがするし、

3位の
  シサイ・レマ (エチオピア)に至っては、
  175cm / 67kg
と、かなりの重戦車 なのです。

(ゴ、ゴ、ゴツい!)

175cm は、(確か) 僕より 3cm 高いだけだし、
67kg は、僕より 2kg 軽いだけだし・・・。

もちろん、鍛えに鍛えた強靭な肉体と、
僕のような、ブニブニとした わがままボディとは、
簡単に比較することはできませんが、
これは、これで、
ゴリラみたいな体格に悩むランナーにとっては、
かなり勇気づけられる事実なのです。

(ゴツい!)

細くないマラソンランナーがいたっていいんだ!
と。


で、いろいろと調べてみると、スポーツ界にも シサイ・レマみたいな方がいらっしゃいました。


琴川合 (別名: 和製シサイレマ)

  身長 175cm
  体重 67kg



完全に一致であります。

このデータは多分、新弟子検査の時のもので、最終的には もっと重量が増えていたんだろーなー、と思ったのですが、力士情報 を見る限り、どうやら最後までこの体格だったようです。

そして、相撲界にも、マラソンランナー (言い換えると、マラソンランナー体型の力士)がいたんだと、別の意味で勇気づけられたのも事実です。
(残念ながら、琴川合は 平成28年に引退しております。)

というわけで、これからは、シサイレマに近づけるよう、何とか頑張りたいと思います。


そして、最後に。

 

現在、世の中の様々なジャンルで、マインドセットを変革する時期に来ています。

そんな今だからこそ、世のゴリラランナーたちに向けて、1つだけ言いたい。



太さは、速さだ。








追伸:
そんな、二代目 和製シサイレマに、わたしは なりたい。