<前半> の続き。
09時10分、ようやくスタート。
寒さのあまり、膀胱の感覚も無くなっている感じで走り出す。
そ
し
て
スタートから感じる、足底の痛み!
ううううう。 涙
今回は、マラソン(走る)というよりも、42.195 キロにわたって、足底の痛みに耐え忍ぶ、という苦行のようなものだと、再認識する。
後ろのランナーの邪魔にならないように、できるだけ端っこをノロノロと走る。
とにかく、抜かされる。
目からは、雨なのか涙なのか分からない水分が流れ出る (ウソ)。
ガーミン君は、3キロ地点ですでに 500メートル近いズレを叩き出し、完全に御乱心の様子。
(ガーミン、お前もか!)
足底が痛かった思い出しかなく、9キロ通過。
気が付けば、まわりのペースに載せられて、5分前後で走っている。
ここまで、ゼェハァは全く無し。
足底の痛み以外、脚の疲労も無い。
これは、完走できるぞ!と、ちょっぴり自信がでてくる。
ガーミンは役立たずに成り下がったため、1キロ通過するごとに、時計の引き算でペースを確認する。
(いろんな名所を通ったのですが、痛みと寒さしか、脳の記憶に残っておりません。。。)
ハーフ過ぎても、肺&脚はゲンキ。
それにしても、この応援の多さたるや、今まで経験したことないくらい、にぎやか☆
(いやー、楽しい!)
途中、珍しく靴紐がほどけるハプニングがありましたが、まだまだ行けそうな予感。
5分前後をキープ。
(こうなったら、6分に落ちようが、7分に落ちようが、完走さえできれば、という思い。)
多分、この辺で いなまん さんと並走。なるぽんのシャツを着ていたので、声を掛けようかと思いましたが、背が高くて、横からチラ見した感じが怖かったので、心の中で エールだけ送って、お別れしてしましました。
(声かければ良かったと、後悔しております。スイマセン。)
30キロを過ぎて、少しずつ、足底の痛みがひどくなり、まともに走れなくなってくる。
しかし、おー、昔、勤務してた田町やん! と、ウソっぽい本当のトコロを通過し、嬉しくなる。
あの頃は、若くて、馬鹿くて、無鉄砲で、向こう見ずで、パワフルだったなー、なーんて思い出して、昔の若かりし自分からパワーをもらう。
ここらへんになると、ガーミン君は1キロも先を行く 「未来型ウォッチ」 になっており、1周回って、実際の距離との誤差が、ほぼ1キロとなる。
40キロ通過。
今は もう 動かない オジサンの 脚。
小さな歩幅でチョロチョトと小走りでゴールを目指す。
最後は7分後半まで落ちて、ようやくフィニッシュ。。。
(ガーミン君、43キロ 頑張りました!)
疲れました・・・。
<おまけ> に続く。