こうして始まった、僕のジャカルタマラソン。
そういえば、言い忘れていたことが1つ。
前日の試走 (約 5キロ)で、走り終わった後、シャワーを浴びて1時間経っても、汗がダラダラ流れ続けるので、「こりゃ、脱水で死ぬ」 と思い、当日は 500ミリの水(スポーツドリンク)を腰にぶら下げて走ることにしました。
(そのおかげで命が助かったのかもしれません。)
スタートしてもあたりは真っ暗。雨上がりなので、道路はビシャビシャ。
1週間前の35キロ走で、最後の最後で脚が売り切れたので、前半は抑え気味(04:45 ペース)で行く。
前から2番目くらいに並んでいたので、そんなにストレスを感じることなく、前へ前へ進む。
鈍足そうなヤツに抜かれても、脚に 「ペースを守れ」 の指示を出す。
自分のペースで行くので、完全に単独走。
01~10キロ:
04:45 ~ 04:55
( 47:34 )
日の出とともに、じわりじわりと気温が上がってきて、汗の出もひどくなってくる (すでにシャツはずぶ濡れ)。
そして、今までランナーだけが走っていた道路に、バイクや自動車が走るようになってくる。
(ランナーの通路は、ボランティアの方々がちゃんと、確保してくれます。)
脚は、まだまだ大丈夫。
15キロぐらいで、シャフラーズのシャツを着た人に追いつく。横に並んだ時に、「Go Go Shufflers!」 とエールを送ったが、疲れていたのか、あまり反応なく、そっと抜き去って行く。
フルマラソンの参加者が少ないのか、ここでも完全に単独走。
20キロに近づくにつれ、体力の消耗が半端なく、「こりゃ、まじでやばいな。」 と思い始める。
11~20キロ:
04:40 ~ 04:45
( 47:20 )
ハーフを過ぎ、指先がちょっとずつ痺れ始めてくる。
(ん? 脱水症、始まったか?)
そこで、今までの 「ペースを守れ」 作戦をがらりと変更する。
ここから、本当の戦いが始まる。。。
(つづく・・・)