3歩、歩いても忘れない。 | シンガポール DE ランニング

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驥は一日にして千里なるも、駑馬も十駕すれば之に及ぶ

 

前にここのブログに私の会社の周りにかなり野生の鶏が繁殖していることを書きましたが、あれからどんどん数が膨れ上がりどこに居ても鶏は目につくようになりました。

 

天敵がいないですし、シンガポールの街中は街路樹や植木なども多くところどころ芝生もあったりしますのでかなり街に適合しているということになるのだと思います。

 

もちろん、カラスや鳩ほどの数はおりませんが数年前は1羽、2羽見かける?と言った程度が今は数十匹はタンジョンパガーの駅周りに普通にいるかな~と言った印象です。

 

鶏と言うと三歩、歩いたら忘れるという言葉があるぐらい頭の悪い生き物なのかな?という印象があったのですが、ところがこの鶏って結構かしこいんです。

 

会社の側にはところどころ横断歩道があるのですが人間歩いているのを見て覚えたのですがちゃんと横断歩道を認識して渡ることがあるんです。

 

 

 

 

 
凄くないですか?
 
このように鶏が横断歩道を渡る動画が簡単に取れるぐらい鶏の数も多いですし頻繁に横断歩道を渡っております。
 
車も鶏が渡ると止まるのも非常に微笑ましい光景ではあるのですが、あくまでも渡れるのはこのように信号のない狭い横断歩道の場合です。
 
たまに大きな通りの信号のあるところを人が渡ろうとすると悩みながら渡るのですが流石に信号を認識しているわけでは無く大通りの為、質の悪いドライバーもおり轢かれかけることもあります。
 
鶏は意外とスピードがあるのと野生の鶏ですので5Mぐらいの高さまでは飛べますので上手に逃げますが一緒に渡る我々人間も気が気では無く、たまに早く渡らせるために少し後ろからプレッシャーをかけたりするのですが、そういうことをすると真っすぐに進まず斜めに逃げたりするので余計状況がややこしくなったりします。
 
シンガポールではマリナベイ付近で野生のカワウソを頻繁に見れるようになり政府もこのカワウソをうりにしているところもありますが、この野生の鶏も中々味が合って売り出しても良いんじゃないの?と思う今日この頃です。