赤ワインは体に良いか という題で動画を作ってYoutubeにアップロードしました。
植物由来のもの(野菜や果物や全粒穀物やナッツ)‥‥‥抗酸化物質
アルコールは100%の発がん物質
生存者バイアス(タバコ)
少量で済む人‥‥ お金持ち、意志が強い人、健康な人
飲まない人‥‥‥ 病気で飲めない人
フランスなどでワインを飲む人は、地中海食など健康的な食事をすることが多い。お金持ちの割合が多い
アルコールは、皮質を早く麻痺させる。脳幹部を遅く麻痺させる
依存性薬物(ドパミン、効果↓)量が増える
(ストレス解消目的)(極楽ネズミ)
やめられない(大変)
ありとあらゆる日に2杯まで(困難)
これが守れないものは禁酒せよ
フラッシャー(顔が赤くなる人)は酒に弱い
女性や老人は1杯まで
空腹時、低糖質食(低血糖)
CM 販売促進活動 イチロー 藤井聡太2冠 ハロー効果
研究のCOI
(1)「赤ワインは本当に心臓に良いのか」(ハーバード大学)
https://www.health.harvard.edu/blog/is-red-wine-good-actually-for-your-heart-2018021913285
「赤ワインを飲むことが心臓病を減らすという根拠はかなり弱い」
「赤ワインが健康に良いと主張する研究は、たいてい観察研究である」
「アルコールの人体影響について、長期間にわたって無作為で調べられたことは、これまで無い」
「ワインを好む人は、1、2杯の少量を、良い食事と共に飲む人が多い」
「必要量のレスベラトロールを摂取するには、毎日100杯~1000杯の赤ワインを飲まなくてはならない」
(2)「赤ワインを飲むことは、我々にとって良い事か」(英国国営放送BBC)
Can drinking red wine ever be good for us? - BBC Future
「週に1本のワインを飲むことは、男性にとっては5本のタバコに匹敵する発がん性がある。女性にとっては10本のタバコに匹敵する発がん性がある」
「アルコールを全く飲まない人は、不健康だから飲めないだけのかもしれない」
「ワインを飲む人には、お金持ちの人である割合が高い。ワインを時々飲む人は、よく運動する人の割合が高い」
「赤ワインが人を健康にするのではなく、健康な人が赤ワインを飲むというだけかもしれない」
「この点を考慮して、2006年に行われたある研究では、それまでに行われた54の研究を再チェックしたが、おだやかなワインの消費量と、心臓病の低い発生率との間に相関は無かった」
「ある研究者が中国の女性で調べたところ、”Jカーブ”は現れなかった。中国の女性には、社会的な理由でアルコールを飲まない人がいる」
「赤ワインが特に他のアルコール飲料と異なる点は無かった」
「白ワインにはレスベラトロールは少ないが、フレンチ・パラドックスは、白ワインを飲む地方にも認められる」
(3)「アルコールとがんのリスク」(米国国立がん研究所)
Alcohol and Cancer Risk Fact Sheet - National Cancer Institute
<ワインを飲むことでがんを予防できるか>
「赤ワインは、レスベラトロールを含むブドウから作られている。赤ワインががんを減らすかどうかについて、前立腺がんや大腸がんで調べられたが、穏やかな分量の赤ワインがそれらのがんを減らすという証拠は認められなかった」
(4)「どうすればアルコールを安全に飲めるか」(世界保健機構WHOヨーロッパ支局)
WHO/Europe | Alcohol use - Q&A – How can I drink alcohol safely?
「アルコールを飲むのに、安全な量は無い。証拠が示すところによれば、健康に良いのは、全く飲まないことである。飲酒量は少ないほど良い」
<赤ワインは健康に良いか>
「中年以降の年長者において赤ワインは虚血性の疾患のリスクを低下させるという研究がある。しかし、アルコールの有害な作用は、良い作用をはるかに凌駕している。年長者は、アルコールではなく、健康的な食事や運動により、もっとずっと健康になることができる」
(5)「アルコールの事実と統計」(アルコール濫用とアルコール依存症に関する米国国立研究所NIAAA)
Alcohol Facts and Statistics | National Institute on Alcohol Abuse and Alcoholism (NIAAA) (nih.gov)
「穏やかな量の飲酒とは、男性では1日2単位まで、女性では1日1単位までの飲酒である。穏やかな量の飲酒であっても、溺水、外傷、転落、交通外傷などのリスクが高まる。穏やかな量の飲酒であっても、乳がん、咽頭がん、食道がんのリスクが高まる(特に、アルコール代謝の酵素を遺伝的に持たない人において高まる)。また、他の医薬品との有害な相互作用のリスクが高まる。穏やかな分量の飲酒であっても、妊娠中に飲めば、お腹の子どもに胎児性アルコール症候群の危険が高まる」
(6)「おだやかな量のアルコールは死亡するリスクを減らすか? アルコール消費量と全死因死亡率との関係についての系統的総説とメタ解析」(ある論文)
「いろいろな要因を調整して比較したところ、少量のアルコールを飲むことは、全く飲まないことやたまに飲むことと比較して、全死因の死亡率に与える利益は全くないと結論された」
(7)「連邦政府の職員は、おだやかな量の飲酒に利益があるかどうかを調べる研究を行うために、アルコール産業に資金援助を求めた」(ニューヨーク・タイムスNYT、2018年3月17日)
https://www.nytimes.com/2018/03/17/health/nih-alcohol-study-liquor-industry.html?partner=rss&emc=rss
「
2017年3月20日 米国国立健康研究所は、職員がアルコール会社に穏やかな量の飲酒の研究への資金援助を求めたことが政府の方針に違反したかどうかの調査を開始した
2017年5月17日 米国国立健康研究所は、この研究に対する再検討を行って、研究の遂行を中断した
2017年6月15日 米国国立健康研究所は、アルコールの効果を調べる研究を中止する予定である」
(8)「ワインと心臓の健康」(米国国立医学図書館)
https://medlineplus.gov/ency/article/001963.htm
「少量のアルコールが心臓病のリスクを減らすという研究があるが‥‥
・これまで飲まなかった人が飲み始めてはならない
・飲む頻度を増やしてはならない
・飲む人も少量だけ飲むように
・飲む人も男性は2単位までにせよ。女性は1単位までにせよ
(1単位とは、ワインなら118ml、ビールなら355ml)
心臓病を減らすには、次の方がずっと効果がある
・血圧とコレステロール値をコントロールせよ
・運動、低脂肪の健康的な食事をせよ
・禁煙
・健康的な体重を維持せよ」
(9)「なぜ長寿の人は赤ワインを飲んでいるのか」(白澤、2012年)
「赤ワインの糖質はほとんど果糖です。果糖はブドウ糖と異なり血糖値をほとんどあげないので、肥満や糖尿病を予防することができます」
(p76)(ブドウ糖は果糖より安全。果糖は肝臓に中性脂肪を作り、インスリン抵抗性をもたらす。根塊)
長寿者 タバコ、赤ワイン、チョコレート
マイナス面に全く触れていない(答えていない)
「2杯まで」と言っても、平均的な人は、なかなか減らない
なぜ精度の良い研究が無いのか(短期間の観察研究ばかりなのか)