これは、オーストラリア法務省の Interrelate Family Centres という組織によるものです。
(2)Brinig 氏の論文「離婚を決意する人が女性に多いのはなぜか」(2000年)を読みました。
Brinig 氏は、ノートルダム大学法学部教授です。
Brinig 氏は、女性が離婚を決意する要因として最も重要なのは「子どもを一人で育てること」であると述べています。つまり多くの母親は、子どもを父親から切り離すために離婚するということです。単独親権から共同親権に移行すると地域の離婚率が低下するのは、このことが原因であると述べています。
(2)Brinig 氏の論文「離婚を決意する人が女性に多いのはなぜか」(2000年)を読みました。
Brinig 氏は、ノートルダム大学法学部教授です。
Brinig 氏は、女性が離婚を決意する要因として最も重要なのは「子どもを一人で育てること」であると述べています。つまり多くの母親は、子どもを父親から切り離すために離婚するということです。単独親権から共同親権に移行すると地域の離婚率が低下するのは、このことが原因であると述べています。
この論文には quasi-rent (準地代)という言葉が出てきます。この言葉を説明するサイトがあります。雇用の経済理論で使われる用語であるようです。結婚を雇用と考え、子どもを貴重な果実と考え、そこで個々の人が合理的に(つまり利己的に)行動すると考えます。この考えに対して、多くの人は「まあ、そういう考えも一理あるかな」というくらいの反応でしょう。私もそうです。「利己的に」というのは、進化心理学で言う「適応度」=(生存率×繁殖率)を高めるということかもしれません。
Brinig 氏は、共同親権に関する論文も書いておられます。その論文では、共同親権の短所と長所について論じておられます。Brinig 氏は、基本的には、共同親権を勧めておられます。
(3)「良親は両親」The Best Parent is Both Parents という本の一部分を読みました。
第一章「離婚の犠牲者としての子ども」では、「離婚産業」について説明しています(p15)。離婚産業が、離婚の過程にどのような影響を与えているかが分かります。
あるTOEIC試験を受けておられる人は、自分のサイトに「英語を話す時には、口の力を抜いて、口の容積をやや大きくして、低い目の声で話している」と書いておられました。「英語喉」も、そのことを言っているのだろうと思います。