デビルマン、最後尾なので、ビリマンになる その2(南房総みちくさウルトラマラソン) | ランニング・デビルマン

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走るデビルマンの平和を守る闘いの記録を綴ったブログ。家庭平和を守る為に、大会参加は少なくなってきましたが…。
大会で見かけたら声をかけてください。

朝5時、ホテル三日月をスタートして100キロの部と75キロの部参加者ご一同さま。

75キロの最後尾を走る姐さんととともにデビルもスタートを切るが、すぐに信号待ち状態に。気を取り直して再スタートをしようとすると早くも靴を脱いで紐を締め直している100キロのランナーさん発見!

 

「どうしました?」

「チップを付けますれましたのでここで付けます」

 

はい?いきなりの足止めデーモンの攻撃!!とはいえここは常にクールフェイスな持ち主のデビルマン、じっと付け終わるのを待ち続ける。

「オッケーです!!」

 

再び走り始める。

海岸線に出ると沢山のサーファー達が海に入っていて、朝日が登ってくる時間帯。

こう言う景色が見られるのも南房総ならでは。やがて6.6キロにある第1エイド『月の砂漠』に向かう途中で前行くランナーさんに追いついた…。

 

「どこか痛いですか?」

「ちょっと膝が…。早すぎですけど次の第1エイドでリタイアします」

 

無理しないようにと一緒に歩いていると、早くもトップがすれ違い始めた。みちくさのウルトラは毎回こう言うすれ違い声かけポイントを準備してくれているようだ。ここでは全てのランナーさんにエールを送る。

すると前方から見覚えある人とさかなクンが!!

 

「おらあ!デビル走れ!」

 

どらちゃん相変わらず速いですね。こちらはすっかり最後尾体質が染みついているもんでね…。

 

こうして早過ぎるリタイヤ者をエイドまで送り届け仕事をこなすと、次なるエイド『メキシコ塔』へ向かう。飛ばして行けども次の最後尾まではかなり距離が空いていてなかなか追いつけない。

 

「これは、思ったよりも過酷かも…」

 

やゔぁい感満載なデビルマン、早くも暗雲立ち込める展開なのでありました…。

 

《続く》