どらちゃんの叱咤激励が飛ぶ。朝の爽やかな皇居を阿鼻叫喚させながら進むスイーパー御一行様。
「Hello! Do you enjoy running?」
「Yes! …」
外人さんも走る皇居であるが、話しかけられてもなんて答えていいのか判らない語学力しかない漢デビルマン、娘にはこんな思いをさせたくないと英語教育に力を入れているのは内緒で…。
「ええ!スイーパー速くない?」
「いやいや、信号待ちやらでペースが保てないからこのくらいで行かないと関門間に合わないよ。」
スイーパーのプロとも言えるZoffyさんが言うから間違いはないのだが、スイーパー早いはこのあと何度も聴くことになる。
ただし、スイーパーが抜いた人が再び抜き返して関門間に合ったというのは殆どいなかった事もまた事実。

日本橋!!
おしなりくんち目指して進んでいくと前方に見覚えのあるマントを翻した漢を発見!!
変態がーもとい、小江戸大江戸に参加している増量に成功したタイガーだ!!
「タイガー体重くない?」
「膝が痛い…」
とりあえずタイガーをパスして進む。暫く行くと見えてきた!

東京の名所を満喫して、関門時間にちょっとだけ余裕を持ってエイド到着。
ここからが大江戸ナイトランの本当の過酷さを味わうことになるのであった…。
《続く》