毎年最後尾から行くのがお約束なのだが、今回はCブロックあたりの歩道で皆をお見送り。
「あれ?走らないの?」
「なんだ応援の人か〜!!」
なにこのお約束のような皆の反応。最近ワザと聞こえるように言ってデビルを愉しませてくれてんじゃね?って言うくらいにお約束すぎる。
(ふふふ、このあと阿鼻叫喚の地獄絵図に落とされるとも知らずに…)
とは言え、ランナーのみんなとハイタッチして早くも大盛り上がり!!
今回一緒に行くって言ってたおっさんランナー夫妻に何故か裏切られて、デビルに見送られて先に行くウォーリー。
「追いついてきてね〜!」
あゝ、あれはヨメさんガチモードだ。まず今の俺の脚の状態では追いつけないだろうな…。
こうして皆をお見送り、最後尾からおもむろにスタートを切る。
「15分でスタート閉鎖だから早く行きなさい」
大会スタッフのおそらくちょっと偉い人から怒声が飛ぶ。スタートライン関門とか初めての聞くけど、この日のために用意したとっても見やすいチープカシオが威力を発揮!!
「まだ五分あるよ」
「余裕っすよね」
前回最後尾スタートを一緒にした二年ぶりのスパイダーマンがいつの間にか隣にいるし。
とにかく偉そうなスタッフをガン無視して、歩道にいるスタッフの皆さんとハイタッチしまくりながら制限時間いっぱいでスタートラインを切る。
いよいよ42キロとちょっとの旅の始まりだ。

千葉テレビさんいい仕事してるわあ。
《続く》