「デビルさん、これこれ!!」
差し出されたのはもう言わずもがな、永遠のゼロ…(ストロングな奴です)
「なんかデビルさん速くないっすか?」
「まあ、裸足だからこんなもんよ」
え~と、どれだけ鈍足だと思われてたんだろ俺。
「10マイル女子の伴走で一位だったんすよ」
「マジ?」
すどこさん、凄い人である。
そして差し入れろえいえんろれろ…。
ろれつが回らなくなっている気がするが多分気のせいだ。
「いつもありがとう!!」
裸足という過酷な条件の中、豪雨と強風デーモンの攻撃に耐えながらもなんとかフルマラソン完走が見えてきた。
見ず知らずの裸足のデビルと一緒に走ってくれた裸足スペシャリスト、沿道の声援、大会スタッフ、そして知り合いの方々…。感謝の念しか無いと思いながら進んでいく。
こうしてしっかりとアルコローデイング補給したデビルマン、ゴール間近まで来たのでありました。
《続く》