「じゃあそろそろ行きますか」
お見送りを終えて、そそくさと階段を降りるとお約束の最後尾スタート。
「ロスタイムは約1分だよ」
「優勝狙えるな」
前半突っ込んで後半ヘロヘロになるお得意のパターンを炸裂させるには絶好の条件だ。
「げっ!この人参加者かよ」
驚く人を尻目にデビルは先を急ぐ。
先行するUst中継しながら走る大根も、テレビクルーを従えたランスマ御一行も速攻でぶち抜いていく。
「前半で可能な限り抜いて存在をアピールしておく!後半は電飾を見せつけながら抜いてもらう。これがデビルの生き様だ!」
海岸通りを暫く行くと道を渡り、目の前には
ホテル アマゾン
「ああ、疲れたから休憩してこう!行こ行こ」
はい、女子ランナーからはドン引きされましたが何か?
「バットマンさん、凄い筋肉ですね!」
「でしょう」
「いやいやデビルなんかガリガリたからね~」
「ぷっ!!」
そこ笑うとこじゃないし…。
こんな感じで周りのランナーを阿鼻叫喚させながら進んでいくD&H。うららかな秋の晴天の如く、みちくさを楽しみながら進んでいくのでありました。
【続く】
Android携帯からの投稿