家までたどり着いたのは既に10時半を廻っていたであろうか。朝から晩まで家をあけてしまって申し訳ないな…。
相方も子供達も文句の一つも言わないが、折角の休みにとーちゃんが居ないのは寂しいだろうに…。
「そうそう、頼んで置いたTUBEのDVDが届いたから観てるんだ。一緒に観ようよ。」
どうやら去年のライブに行った時に思いっきりカメラに収まったらしく、知り合いから
「親子で映ってたよ」
という情報提供があり、その確認も兼ねてみんなで観ていたらしいのだ。
「映ってたの?」
「まだ出てこないんだよね」
そんな事でDVDを見続ける。
休みの日に一緒にいられなかった罪ほろぼしも兼ねて家族でTUBEを観るひととき。家庭平和はやっぱり大事だよね。
「まだかな?」
「まだみたいだね。」
三枚組のDVDがまだ半分も終わってませんが…。
「ライブのどの曲だか覚えてないの?」
「なんかノリのいい曲だったと思うけど、覚えてない。」
三枚目突入。
「どこらへんで映ってたか聞いておけばよかったね。」
「そうだね。」
結局、最後のほうに親子でドーンと一瞬だけ映っているのを確認出来てみんなで興奮!何度も何度も巻き戻して観ては家族みんなでご満悦…。
じゃ、明日も駅伝に出掛けるから寝るよ。
時刻は既に1時近くになっていたが、12時間走のために早起きしたデビルであろうとも、DVDを見ずに寝るなどという選択肢はなかったことをわかって欲しい…。
《続く》
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