花水レストハウス近辺、楽しみにしていた大福パーキングエリアを発見!
『ひーみん』さんありがとう…。色々な大会で色々なものをデビルで食べたけど、大福は初めてかもしれない…。口の周りに白い粉を付けてデビルは進む。
「デビル、ペース落ちてるぞ!」
西湘バイパスまで来ると明らかに足取りが重い。次々と後続のランナーに抜かれながら声をかけて貰ったりしてなんとか大磯プリンス前を通過。
湘南国際マラソン名物、心が折れる第2折り返しめがけてデビルは行く。ここまでくればあと少しだ。今年はシレーヌにウイングを傷つけられる事もなく、雨・風デーモンもなく、平和な大会だったな…。
やがて、第2折り返しをまわるとゴールまでの最後の直線にはいる。少しだけ、むかい風が吹いていた…。
残り1キロ。
TBRCのコーチから応援を貰うとデビルは最後の力を振り絞りデビルスパート!
大磯プリンス敷地内からの声援に応えながら西湘バイパスを左に降り、ゴールめがけて最後の坂を駆け上がる!
ところが…
この坂、わかっちゃいるけど全力で登ってるはずなのに全く進まない!しかも焦って力が入ったせいか両脚の脹ら脛が同時につってしまったのだ!
痛いけど正義のヒーローが立ち止まる訳にはいかないのだ。
悶絶しながらも、はたからみたら全くの無表情を崩さずにデビルマンはフィニッシュラインを通過した…。
こうして、湘南の地に平和をもたらしたデビルマン、湘南ケーブルテレビのインタビューに応えると人知れず会場を後にするのでありました…。
《終わり》

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