伯爵の分まで頑張りますYO!
デビルは江ノ島折り返しまで来ると、得意の大外を回りながら沿道の声援に応える。

(by オールスポーツ)
大外のコース取りはお手の物。というかみんな最短コースを行くのが当たり前だしね。折り返してすぐに『アーチ』さんのエイド発見。『みえちん』さんにも応援頂いて、コーラを貰うとデビルは再び走り出す。静かなる闘志を燃やしていたから、のんびりすることもなかったかが、ありがとうアーチさん&みえちん…。
再び茅ヶ崎方面に向かい進んでいくと後続のランナーさん達と中央分離帯越しにすれ違う。
ここでは湘南への使者『bird』さんともすれ違う。思っていたよりも良いペースで来ているようだ。これなら完走は間違いだろう。前回大会のように観光バスに収容されることもないだろう…。
前を行く『TBRC』Tシャツと『おおしんJAPAN』Tシャツを目印にデビルはデーモンに立ち向かう。
参加賞Tシャツを着た人が多い大会だったが、いんちき組とTBRCとおおしんJAPANと湘爆はかなりの勢力だった気がするな。今度はデビルズTシャツでも作るかな…。勢力は拡大しない気がするが…。
やがて
R134沿いに立つラブホを見ながらデビルは思う。
ああ休憩したいな…。
少しずつ、疲労が蓄積されてきたのだろう。デビルの足取りが重くなってきた。でも、新春マラソンで30キロ走っておいたおかげだろうか、30キロ地点を手元の時計で2時間40分台で通過してもまだ走れる。
ここでゲストランナーの
『名良橋 晃』
を抜き去る。デビルは遂に日本代表のJリーガーをも撃破した。(『元』だけど)
それにしても、ゲストランナーにしてはあまりにも地味だ。小さいし、周りにガードランナーなんかいやしない。でも、それが普通なんだよな。ガードされて走るフルマラソンなんてつまらんだろうに…。
デビルはある決意を固めて湘南の地を守り続ける。
もうすぐサザンビーチまで到達するところまで帰ってきたのであった…。
《続く》

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