真冬のSHONANでの闘い その3 | ランニング・デビルマン

ランニング・デビルマン

走るデビルマンの平和を守る闘いの記録を綴ったブログ。家庭平和を守る為に、大会参加は少なくなってきましたが…。
大会で見かけたら声をかけてください。

平塚を過ぎ、舞台は茅ヶ崎へと移る。

沿道の声援も後押ししてくれるのか、不安のあった脚の痛みもすっかり忘れ、デビルマンは


少々重いわき腹

ランニング・デビルマン
(by さぶろうスポーツ)

以外はかなり順調に進んでいた。しかし、経験値だけは高いデビルにしてみれば、調整不足から後半失速するであろうことはこの時すでにわかっていた。
それでも敢えてペースを落とすことはせずに湘南の平和を守るため破滅の道を突き進む。

復路のエイドステーションにいるスタッフさんたちからもお声がかかる。


「デビルマン頑張れ~!」


デビルは右手を高々とあげ声援に応える。人差し指を一本出しているのは真剣勝負の証しなのだ。(とプロレススーパースター列伝に書いてあった)


やがて


サザンビーチ近辺までくると一夜にして髪の伸びた姫発見!テンションアゲアゲでハイタッチするとデビルは更に前行くランナーをロックオン!アンド撃破!
マラソンの参加賞Tシャツを着て走る人が多い中、似たようなオレンジ色の『いんちき組』発見!!しばらく並走すると沿道から


「きゃあ!!きゃあ!!デビルマンだ~!!」
「え~!?ヤバいヤバい!!カッコいいよ~!!」



という1オクターブ以上高い黄色い声援が飛ぶ飛ぶ。沿道の女子高生様がデビルに声援を送って下さっているのだ。四十路男が女子高生から声援を貰えるなんて、日常生活ではまずあり得ない!!
破滅の道を進むデビルマンが、このときだけは更にスピードを上げたのは言うまでもない…。


「女子高生がいるとスピードがあがるんだ…」

冷静な解説を加える『吉岡』さんには無表情で応える。デビルはこの時決心した。例えこの身が滅びようとも湘南のデーモンから女子高生を守ると。


デーヴィール!!


江ノ島の第1折り返しに向けてデビルは再び若干ペースを落として突き進むのであった。伯爵様が木の陰から応援している江ノ島に向けて…。


《続く》


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